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後期高齢者(長寿)医療制度の臨時相談業務が始まった・・・。
Date:2008-03-13(Sun)

75歳以上を対象にした後期高齢者(長寿)医療制度の敦賀市での臨時の相談窓口が休日の昨日から始まった。敦賀市の担当課の職員が3から4人対応、4月中は続くとか。新聞報道で電話番号と時間が掲載されたためか、市民からの問い合わせも、新聞報道ほどでもなく、静かながらも寄せられていた。

敦賀市は千名を超える事前説明(出前講座など)が口コミで広がったせいか、比較的静かな反応だったようだ。ただ、連日の新聞報道に影響されてか、問い合わせが急増したとも。何よりも、保険証が届かないのは、不安を助長させたようでもある。

いずれにしても、末端の制度を運用する敦賀市や福井県の広域連合は、休日返上の対応だ。 本人の元に新しい保険証が届いていないケースが、多かったことと、連日のマスコミ報道影響している。制度上は、新しい保険証がないと、いったん医療費全額を自己負担しなければならない。敦賀市もほぼ保険証は行きわたったとか。

保険証の素材や大きさは、県によって異なっている。福井県は、はがきより一回り小さい紙一枚である。寄せられる電話が保険証の未達や、保険証が小さくて見にくいなどの苦情など。保険証を見せてもらったが、確かに文字も小さく、お年寄りには、大事なものが、重みが感じられない。

中には、社会保険のようなカード形式もあるとか。これも全国共通の保険証が良かったかもしれない。長年、三つ折りの健康保険証になじんできたお年寄りの間に、戸惑いが広がるのも当然といえる。うっかり捨ててしまったり紛れたりして、保険証の再発行を求める声も多いとか。

導入が決まってから、約2年の期間、国の制度変更が現場の担当者を悩ませた。この期に及んで、厚生労働省としても放置できなくなったか、保険証が届いていない場合には、旧保険証や運転免許証などでも代用できる措置を打ち出した。泥縄もいいところだ。

今後、全員が負担する保険料をめぐっても、新たな反発が起きそうだ。年金からの天引きが原則になるが、個別で納付するケースもある。きめ細かな相談態勢に加え、一年以上の滞納者は保険証を取り上げる規定についても、弾力的な運用が求められよう。

さらに、大臣の一声で変わった「長寿医療」と看板を掛け替えも現場の混乱のままだ。まだ、長寿に変更という通知さえないという。ところが、厚生労働省からの文書はいつのまにか「長寿医療制度」と変わっている。霞が関の官僚主導にもあたふたぶりが現場をさらに混乱させた要因があるように思う。

新しい長寿医療制度は、問題はあるにせよ、運用しながらの改善しかない。まずは、保険証の受け渡し、制度の説明、周知だ。よく聞かれるのが「いつのまに決まったのか」「どこで決まったのか」と、「議会も知らなかったのか」と。あまりにもお任せ民主主義的なことが多い。高齢者も、当事者として声を上げていくことで、制度の見直しが必要だろう。

医療、介護、保険は、敦賀市も最大の市民の関心事、丁寧な説明や周知はもちろんだが、その都度、改善しながら対応すべき時代でもある。お年寄りが増え、低所得者層が増え続ける敦賀市の現実をしっかり見据えた対応が必要ということだ。
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【2008/04/13】 | ページトップ↑
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