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高木文部科学大臣の来敦
Date:2011-08-04(Thr)

昨日、高木文部科学相が就任後初めて敦賀市のもんじゅを訪れ、高速増殖炉の必要性を訴えながらも、一方で、今後の国のエネルギー政策の行方を見守るしかないと語った。

高木文部科学大臣は、三菱重工長崎の出身、これまで原子力については推進の立場をとっていた。

昨日は、福島第一原発の事故後、安全対策がどのようになっているかを自ら確認したいとして、もんじゅの近藤所長らの案内で、液体ナトリウムを自然循環によって冷やす空気冷却器などを視察。 

高木文科相はもんじゅの必要性を訴える一方、今後については、菅内閣の一員として、国のエネルギー政策の行方を見据えなければならないとした。曖昧なものいいが続いているが、高木さんのこれまでの主張を貫いてもらいたい。高木さんと言ったのは民社党時代からよく知る方だからだ。秘書も長年の友人である。

ところで、夏本番。児童・生徒たちの夏休みも真っ盛り。海へ山へプールへ、子供の頃の夏休みは長かった。敦賀も各地区、各町内の夏祭りが本番。この6日にも中央町は子供神輿を午前中、町内を回し、夕方から松島第一公園で夏祭り開催する。

大震災後の平凡な地域のお祭り。大事にしたい。できることの幸せを噛み締めたい。いま、日本は、大変だ大変だ、という雰囲気になっている。円高問題は日本にとっては長年の宿題だった。考えてみれば、円高が進んでも心配しなくていい国になるにはどうしたらいいか、という宿題を出されて30年近くになる。

「内需主導型への転換」という答えは最初から示され、具体策を示すのが宿題だった。円高になると外国からモノを安く買える。それを国の前進力にする道筋だ。政治が宿題をサボってきたから「大変だ」を繰り返す。

慣れ親しんだ外需(輸出)主導型経済は、円高が進むほど骨格がきしむ。今回の超円高は輸出産業の生産の海外移転を加速させるだろう。ただでさえ産業界には電力の供給不安を背景に日本脱出を考える空気が出始めていた。

長年の宿題はともかく、突然突きつけられた宿題はこなさないと、日本経済はいよいよ暗い。電力不安はどうすれば解消できるのか。国家的宿題の答えとそこに至る道筋を、政府・与党は夏休み抜きで見つけなければならない。

高速増殖炉もんじゅを敦賀が取り組んで30年以上の月日が流れている。その完成の時期も近い。あまりにも軽々に物事を語る首相、閣僚に敦賀が翻弄されては、思うばかりだ。国のエネルギー政策は国家百年の大計であるはずだ。しっかりして欲しいとの想いだ。 
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