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一人暮らしが増え続ける高齢化社会のしんどさ
Date:2008-04-15(Tue)

昨日、一人暮らしのおばあちゃんから相談を受けた。長寿医療制度もそうだが、年金・介護は、欠かせない相談事項だ。また、新聞報道での「もんじゅ」のナトリウム漏れ検出器誤警報問題。「もんじゅは大丈夫?」と率直な質問だ。一人暮らしのお年寄りの情報源は、テレビと新聞、それが繰り返されると不安になることは確かだ。

昨日、原子力機構からナトリウム漏れ検出器の点検計画や国、県、市への連絡が遅れた背景を公表された。通報連絡の遅れは何度も指摘され続けた事項だ。マスコミ報道が繰り返されると、市民の不信感も大きくなる。「迷った場合には必ず連絡」などの「連絡三原則」の徹底しかない。地道な「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)の繰り返し、それも「迷ったら報告」ということだ。

また、1300の検出器の点検計画を公表したが、マスコミや市民からは、「これで、10月運転再開は無理ですね」と、言葉が出る。確かに、スケジュールありきではないが、運転再開と結びつけたくなる感覚も私には理解できない。まず入念点検が必要なことを優先させることに尽きる。

ところで、敦賀市でも一人暮らしのお年寄りが増え続ける。全国でも国立社会保障・人口問題研究所がこのほど公表した「日本の世帯数の将来推計」によると、国内の世帯構成は2006年に「単独」が1471万世帯と、それまで最も多かった「夫婦と子」の1455万世帯を抜いて最多となった。

30年ほど前の1980年には「夫婦と子」が全体の4割以上を占め、「単独」は2割に満たない少数派だった。しかし、2030年には「夫婦と子」が2割強まで減り、「単独」が約4割に増加して逆転。一人暮らしのお年寄りが当たり前の世の中だ。予想できているとは、これまで体感したことのない世界に入る。

敦賀市は人口にわりには、県内でも世帯数が多く、一人暮らしも多い。今後、一人暮らしの高齢者の増加は著しく、2030年には65歳以上が2005年の1.8倍になるとか。敦賀市も全国平均とほぼ同様に動くため、漫然と見ていられる数字ではない。

一人暮らしの高齢者対策は、ハード面で確認できるシステムは、敦賀市は他市に先行して増やしてきているが、高齢者の一人暮らしは、増え続け、孤独死の急増も十分に予想される社会の到来だ。ハードが整っても、一人でも安心して暮らせる社会になったとはとても言えない。病気や認知症が伴えば、一人ではほっておけないが、それもしかたがない社会が訪れている。

子どもの見守り隊は地域でもまがりなりにも整いつつあるが、高齢者を見守る仕組み作りや高齢者が助け合って暮らすグループホームの増設など、対策の重要性をあらためて確認したい。時間がない、人がいないと割り切ることも必要なこともあろうが、疑問が多い長寿医療制度の対応、もんじゅの報道を正確に対応するなど、一人暮らしお年寄りには、お宅に出向き、きめ細かい対応が必要な時代でもある。しんどいがこれが高齢化社会だ。
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