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地方都市の現状と増税論
Date:2011-10-03(Mon)

昨日は、午前中、高岡市の視察、しらさぎの特急で敦賀に戻って立石と自転車を走らせると、風はいつの間にか秋を通り過ぎての寒さを感じる。夜は、文化センターで角鹿中学校の吹奏楽部の壮行会発表会。全7曲に加えアンコールを聴かせてもらった。中でも、コンクールの自由曲の交響組曲「風の谷のナウシカ」3章は、感動ものだった。参加者800人近い聴衆は、拍手を繰り返していた。練習の成果はあがっている。成果を待ちたい。

午前中、視察した高岡市。昨年11月に「歴史都市」の認定を受けている。詳しくは、高岡市策定の「高岡市歴史的風致維持向上計画」(市歴史まちづくり計画)が、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」(通称:歴史まちづくり法)に基づき、国の認定を受けた。補助金を受けて歴史的資産を整備する。

北陸では平成21年1月に認定された石川県金沢市に次いで2番目。計画の認定で「歴史都市」を掲げることができる。これで認定都市は全国で計26市町となった。平成26年度の北陸新幹線開業と合わせ、観光振興にも期待が高まっている。

一方で、合併で20万人あった人口が、現在は17万人に減少。駅前商店街もシャッター街が目立つ。

現在、JR高岡駅周辺の整備が続けられている。敦賀駅前にもあるマンテンホテルも新しい。立体駐車場や駅前ビルと整備が続けられている。駅整備と合わせ、細かくは避けるが敦賀駅駅、駅前整備の参考になることが多い。高岡駅前整備もまだ地域に馴染んでいない。歴史都市と駅前整備、新幹線26年開設と合わせ、懸命に生きようとする地方都市の実情を垣間見た。敦賀市の状況も環境は違うが同じような状況だ。

ところで、テレビ報道では増税論がにぎやかだ。増税を口にした途端、逆風が強くなる。記憶に新しいところでは消費税を導入した竹下内閣、消費税を3%から5%に増税した橋本内閣。選挙によって即座にしっぺ返しを受けた。

今回の野田内閣。東日本大震災の復興財源を賄う臨時増税案を打ち出した。社会保障・税の一体改革による消費税の増税も俎上に上っている。「増税原理主義者」の異名がある野田首相にとって、環境が整っているともいえるがどうだろう。

筋金入りの増税論者である与謝野馨前経済財政担当相は、「大国が滅びる時は必ず財政悪化がある」。国の借金が1千兆円に迫ろうとしていることを思えば、それはそれなりに説得力はある。それでも、逆風の議論は、続く。

日本全体の状況と疲弊する地方都市、相通ずる中で、どう生きて行くか、選択肢は、それほどない。いずれにしても、全体をみて、それも長期的な視野をもって、敦賀を考えなければならない時代だ。これまで通りの成長路線ではないことを肝に銘じよう。
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