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飯田市の公民館活動
Date:2011-10-06(Thr)

昨日も熊本や長野で地震。震度5と言っても慣れてしまっているのは怖い。慣れと同時に、自信とか、元気を出すことが少なくなっている。

自信ではないが、鯖江のシネマコンプレックスで映画「はやぶさ/HAYABUSA」の上映が1日から始まった。奇跡の生還を果たした小惑星探査機を題材にした競作3作品の先陣となった。来年3月に全米公開するとか。

公開中の映画は、科学者を目指す女性(竹内結子主演)を通して、開発や運用に関わった多くの人々の苦闘や喜びを描く。竹内さんの演技もさることながら、西田敏行さんが重要な役柄を演じており、親しみが増す。

それぞれが、自信を失いかけている日本人のためにも、諦めないことがなによりも大事だ、と語る。

探査機は、小惑星で採取した微粒子の入ったカプセルを持ち帰る。ただ、約60億キロを7年かけて旅した本体は、大気圏突入で燃え尽きた。本体は、燃え尽きてもしっかりと役目を果たし、結果をあとにつないでいる。

前置きが長くなったが、昨日、名古屋よりバスにゆられて飯田市役所を訪れた。目的は、飯田市の公民館活動を学ぶためだ。

飯田市の公民館活動は、全国的に高く評価されいる。戦後の公民館活動の先鞭を切って地域に自信と元気を与えてきた。

公民館は、社会教育法に基づき設置されている。飯田市では、平成19年から地域自治組織の中に位置づけられ、住民自らが地域を経営し、住民相互の学び合いが相乗効果を生むことにより、さらなる地域活性化を進めての公民館活動を行っている。例えば町内会費を敦賀でも誰もが払っているがそれ以上に、祭の準備はもとより、公民館活動に年間、一世帯三千円程度、出し合っている。

大半の公民館が貸し館的な要素が強くなる中、あくまでも住民の活動の拠点とする公民館を目指している。館長の民間委託など敦賀と同じ歩みをしながらも、活動の歴史と歩みは全国屈指である。詳しくは長くなるので後日、書きたい。

とは言っても飯田市でも高齢化は進み、地域の絆は、ここも同じように失われ、街にはシャッター街が目立つ。それを、工夫と知恵で行政が行う公民館活動ではなく、住民による専門家集団をつくって、何度となく掘り起こしを行っている。

古くは、明治5年の小学校区制定をベースに自治組織や消防団などが創られながらも、中央集権的に一律的に教育が文科省を中心に行われ、地域社会を育んできた。

今、こうした日本社会が揺らぎ、逆に江戸時代にあった、それぞれの地域で生きる自信や元気ともいうべき、地域力が失われはじめて久しい。だから地方分権とも言っても進まない現状がある。そこに東日本大震災、地域そのもの崩壊という現実を突きつけられた。

大げさかもしれないが、「はやぶさ」の自信と飯田市の公民館活動は、足元からの日本を見つめ直す機会になった。

余談だが、飯田市の「イイダ」は、「結いダ」の意味とか。結(ゆい)が語源とか。結びつきが今、地域に社会に求められている。
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