FC2ブログ
穏やかな、いっぷく茶屋
Date:2011-10-10(Mon)

昨日こそ、穏やかな秋晴れの一日。自転車で国道365号線を今庄方面へ。敦賀市役所から新保まで約10キロ、JR今庄駅まで行くとほぼ20キロ。往復40キロは、前後の坂道はほどよい疲労感を与えてくれるコースだ。

市内から新保までは緩やかな登りが続く。帰りの木の芽トンネルから樫曲までは、逆に緩やかな下り勾配、木の芽川を横目に秋の田園風景が続く。これがあまりにも気持ちがいい。

途中、葉原のいっぷく木ノ芽茶屋で休憩。いっぷく茶屋は葉原地区にある葉原小学校を利用。平成18年3月に閉校した跡を住民利用しての開催だ。

この校舎を利用し、初の試みとして地元農家の野菜や、パン、小物類などを販売、「木の芽汁」の無料振る舞いや、そば打ち体験などのイベント。平成20年より重ねること7回目。秋は、新保の新米が売られる。晴れも重なり春よりも数段に人が多い。

販売物品をもっととも思うが、秋の午前中を過ごすには申し分ない。この穏やかさと秋晴れは、心の栄養となる。

ところで、農水省が選定した「日本棚田百選」に福井県には、越前町、高浜町が選ばれている。岐阜県の八百津町もそのひとつだ。規模は小さいが、新保、葉原にも棚田が目の入る。谷間の傾斜地に石積みの小さな水田が階段状に整然と並んでいる。秋の日差しを浴びた稲穂が黄金色に輝き美しい。

郷愁を呼び覚ますような景観だ。「国家の品格」の著者、藤原正彦氏は農村の姿に関してこう述べている。「我が国の文化の源泉ともいえる美しい田園が保たれているということは、農民が泣いていないこと。農民が安心して働いている証拠でもある」。棚田の維持管理ほど、地道だが大変なものはない。

昨日の旧葉原小学校のいっぷく茶屋も地元と教育委員会が懸命に支えている。工夫と知恵が集落をこれからも支える。 
スポンサーサイト



【2011/10/10】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |