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避難所と耐震性
Date:2011-10-14(Fri)

月曜に敦賀を出て昨夜、戻ってきた。疲れを感じるが、興奮気味か、寝つかれない。車の運転の長さで、東日本の日の出や日の入りの時間の変化が早く、加えること、寒暖の差が大きさが、9月とはあまりに違うことを実感とした。

「秋は駆け足」「秋の日はつるべ落し」などと、今の時季感を十二分に味わった。東北では紅葉も始まり、いい季節が、今年は寒さが身に染みる季節でもある。 

ところで、今回、東日本大震災で、昨日も書いたが、高速道路の耐震性もさることながら、やはり公共施設の耐震性が、いかに大事か改めて認識した。市役所、消防署、警察署は、非常時の地域の司令塔として、どれほど役だったか。とりわけ、避難所となった学校、特に体育館の耐震性は、児童だけではなく、住民の長期の避難場所としてどれほど役だったか、計り知れない。また、津波の被害は、大きかったが、あれだけの地震があっても、耐震基準を満たす建物は高層マンションであれ、しっかりと立っているという現実だ。

これらを考慮してか、国土交通省は、これまで盲点とされた体育館の天井部など多数の人が出入りする大型施設のつり天井を対象に、地震による崩落を防ぐ耐震改修費の3分の1を国が助成する方針を固めたとか。

2012年度予算の概算要求に新規事業として盛り込み、同年度中の導入を目指すという。

東日本大震災によって天井の落下事故が続出したことを受けた対応である。災害時の避難所となる学校の体育館などは、安全性が最優先されるべき場所であることは、現場が証明した。

ただ、専門家に聞くと改修に対する助成は対症療法にすぎないとか。国交省は建築基準法施行令や技術指針の見直しを検討し、本年度中に新たな基準を設ける予定という。

同施行令は地震対策として柱や壁など骨組みの詳しい仕様を規定している。その一方、天井部分は「風圧や地震で脱落してはならない」と記載されているだけで、具体策は技術指針で示すにとどめている。

避難所となる大天井の学校体育館の安全基準は、これからだとか。敦賀市の市役所、消防署の耐震化、各学校の耐震はほぼ終えたとはいえ、細部に当たって点検することも必要ではないか。

話をもどすが、秋の気象の変化で気を付けたいのは「露」「霧」「霜」の三つと教わった。朝露が一段と冷たくなり、秋の深まりを感じさせるころとされる「寒露」は9日だった。野坂山の霧、そして…紅葉…そして、霜が降りる、秋は深くなる。本当はいい季節だが、何か気が重い。 
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