FC2ブログ
木枯らし1号と原子力発電
Date:2011-10-29(Sat)

世界の人口が70億人を超えた。一方で、日本の人口は、減少、福井県も80万人を切ろうとしている。不思議というより、この現象をしっかりととらえて、敦賀市を考えておくことは重要だ。

敦賀市は、この10年近く横ばいを続けている。人口動態から、早晩、人口減少に向う。取り巻く環境を正確にとらえて、将来を考えてゆく。

大事だが、人口の増える、その速度の速さに驚かされる。地球環境問題、エネルギー問題、食糧問題などいずれも難問ばかりだ。原子力発電も感覚的で感情的な議論が多すぎる。いま一度、冷静に考える必要がある。
 
そのなかというのも変だが、関西電力は昨日、定期検査で停止している大飯3号機について、全国ではじめてのストレステスト(耐性評価)の1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

地震に対しては想定した最大の揺れの強さ(基準地震動)の1・8倍まで、津波では想定高2・85メートルの4倍の11・4メートルまで核燃料が損傷せずに耐えられるとした。

国はストレステストを再稼働の前提条件としているが、報告を受けた福井県と地元おおい町は、福島の知見を反映した安全基準が明らかでないと、ストレステストだけでは再稼働は認められないとの考えをあらためて示した。原子力発電の再稼動に向けて、ひとつの段階を迎えた。

敦賀1,2号機も早晩、年末から年度はじめにかけて、ストレステストの段階に入る。安全、安心の観点から大事な作業が続く。現実を冷静に見つめて、妥当な判断が求められる。

ところで、近畿や東京地方に「木枯らし1号」が吹いた。暖かい風を運んでくる「春一番」とは逆に、木枯らしは厳しい寒さを告げる使者でもある。原子力発電の厳しさとも重なる。

 日本人は季節の変わり目に敏感。古人は木枯らしに舞う紅葉に風情を感じつつ、厳しい冬への備えをせかされてきた。この冬の厳しさは、いまも変わらない。
 
今年の寒さは、普段と違った冬備えが必要のようだ。節電対策である。北陸電力、関西電力、それぞれ事情は違うが、電力需給は厳しい季節を迎える。
 
電気はいまや、欠かせない時代だ。ストーブより安全性の高いエヤコンなど、高齢者世帯の節電対策は難しい。当面は一人一人が節電に努め、今後のエネルギーの在り方を考えていくしかないようだ。
スポンサーサイト



【2011/10/29】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |