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90歳の瀬戸内寂聴の受賞
Date2011-10-30(Sun)

私の父の故郷は、金沢市だ。金沢市に泉鏡花文学賞というのを知った。27日、鏡花賞に瀬戸内寂聴さん「風景の受賞が決まり、驚いた。もう90歳である。敦賀女子短大の学長を勤めたのは、もう四半世紀前である。

瀬戸内学長時代、短大の学生は400人を超え、短大が全盛期を迎えた頃でのある。私の女房も聴講生として「源氏物語」]を受講した。満杯で階段教室から放り出されたが、それでも、マイクで発する語り口が魅力があふれて、最後まで聴講したとか。感激して帰ってきた。

地域コミュニティ・カレッジとは、何か。ヒントはここにある気がする。寂聴さんはそれ以前からも、それ以降も常に全力投球で仕事に向かう人だと、感している。過日も敦賀短大を訪れ講演し、かつての学生に新たな感激を与えている。

寂聴さんの描く源氏物語は、人生の出会い、恋愛、別れ、悲しみなど、それも現代語で平易に訳していることのある。今回の受賞も素晴らしいバイタリティを感じる。

数え年90歳のいまも、その語り口には驚かされる。作家の目のすごさが分かる。同じ風景を見、同じ話を聞いても、目の付け所がまるで違う。

福井県でいえば作品で「夜叉ケ池」は有名だ。岐阜県と福井県の県境にある
夜叉ヶ池である。板東玉三郎の白雪姫で舞台や映画も制作され、その妖しい魅力に背筋が凍った人もあるのではないだろうか。

五木寛之さんが「風景」を「日常的な言葉で風景を的確に描写し、技法をいかんなく発揮した」と称賛、まだ読んでいないが、ぜひ読んでみたい本だ。

余談だが、昨日は午前、民主党県連常任幹事会、幹事会、昼からはサンピアで日本昔話学会での敦賀短大の金田講師の講演。夕方は、小口径の自転車を購入したので乗り心地を確かめた、子供みたいなもので、自転車は新車は楽しい。

明日は、みなと館の産業物産展と自転車仲間と雨が振らなければ、木の芽トンネルを超えて三国にむかう。どうも雨模様だが、これも心がけが悪いのか。
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