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閉そく感と値上げラッシュ
Date:2008-04-26(Sat)

昨夜は、笙ノ川を美しくする会の総会。この運動も長くなってきた。運動の継続ほど大事なものはない。長くなると、マンネリにもなり、運動として停滞感や閉塞感が生じる。多数の意見が出され、説明もていねいにしなければ、誤解や不満も生じる。美しさの概念も手法も様々だ。最近は、川の安全性はもちろん、親水性が問われる時代でもある。堤防の桜の植樹は、堤防の強度を減少させる。

しかし、花など植物は、根が浅いために、それほど影響しない。美しさと安全性はある意味では両立しない側面もある。行政の通り一片の説明では誤解を与えたりする。

笙の川の源流は、池の河内からの18.6キロ、敦賀市をわき水から流れになり、市内だけで形成している。組織体も西地区限定から拡大するのがいいのか、美しくという命題を取り上げるなら地区限定のものでもない。ただ、ボランティアや寄付にも限界がある。運動と組織体、あちこちと書いたが、組織体が長くなると必ず、突き当る壁でもある。そんな難しさを感じた総会でもあった。

ところで、物価安定に慣れたせいか、不思議な現象が増えてきた。市内のスーパーの食用油、シャンプー、マヨネーズの値上がりしていない商品は、軒並み容器が小さくなった。昨今の物価上昇は品目の多さで、1973年ごろの「狂乱物価」に匹敵するという。ツナ缶は四個売りが三個売りになって同じ値段。ポテトチップの中身も減った。業界の苦肉の策だ。

買うほうも、必死だ。奥さん方は、チラシを片手に買い物する人が増えた。特売品だけをまとめ買いし、店をはしごする人も多い。ある傾向は、売り上げが一番多い平日は「高齢者限定の特売日」というのが、興味深い。一円に目を凝らす市民生活が店長からの話で伝わってくる。無頓着なお父さんは意識しないが、国内の野菜の値上がりはわかる。どうしても中国製品となっていまう。それも値上がりだ。

また、国民や地方自治体の心配を尻目に、国会は与野党が拳を振り上げたまま身動きができなくなっている。双方が意地を張り合っているのはガソリン税の暫定税率回復と道路特定財源についてである。与野党協議は始まったものの、政局絡みの思惑から話はさっぱり前に進まない。

一体、この三週間余り何をやっていたのか。県や市町村の道路関連事業は予算のめどが立たずに凍結されたままだ。5月一日の仕入れ分からガソリン価格が上がるとなれば、四月の比ではない混乱が予想される。地方の財源を確保し、国民生活に支障を来さない。これは国政の基本である。現状はどうか。国会が地方行財政の足を引っ張り、社会を戸惑わせている。

衆議院山口2区補選の情報で、追い上げられながらも紙一重で民主有利が伝わるが、福井県の市民生活には関係がない。市民のガソリン価格の低下を歓迎しているのは間違いない。だが、また上がるのでは、それで解散なしでは、政局が変わるのも大事だが、福井県も敦賀市もある意味で、建設業は基幹産業だ。従業員数も多い。

末端の声は切実だ。民主党の支持率が上がらない原因は、暫定税率を下げた後の財源の手当てをもっと明確にしないと、地方の支持は得られていないことにあるのではないか。ぼやきが多くなったので、止めるが、政治の閉塞感、地方分権といいながら、国会に振り回されている。

与野党が知恵を絞ればできるはずだ。対決ばかりが能ではない。地方は、民主党だけの政権も期待していない。民主党の政権能力を不安視している市民も多い。ただ、変わらなければという意識が先行している。

私の結論は、少子高齢化で生産活動が停滞し、閉塞感の漂うインフレ社会は、怖い・・・。政権交代も大事だが、もっと大事な国の仕組みが税体系も含め、改める時期だ。大連立もそのためならいいとも思う。地方が自由に使える新たな財源を確保し、地方のことは地方に任せる、そんな仕組みの構築が必要だ。

笙ノ川の管理は福井県だが、川18キロはすべて敦賀市だ。管理も予算も福井県、身近なものが決められない。国―県―市のあり方も含め、考え直すことが多い。それほど、国や地方がおかしくなっている。閉塞感が漂う中での、値上げラッシュが本当、気になる。
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