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民主党勝利はいいが、・・・。
Date;2008-04-29(Tue)

衆院山口2区補選の民主党勝利の新聞各社の論調は様々だ。ただ、昨年九月の福田康夫内閣発足後、初の国民の審判である。揮発油税(ガソリン税)の暫定税率復活や、75歳以上を対象に始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)、さらに、ローカルだが、国の安全保障絡みの岩国基地移転の是非などが争点。どれも国の重要施策だ。自公連立政権に、国民や地方が、生活重視を考えている結果と、重く受け止めるべきだろう。

また、与党は明日にも揮発油税の暫定税率を復活させる税制改正法案の衆院再議決に踏み切る。敦賀市内のガソリン料金は、160円をすぐに超えるかもしれない。私が聞く限り、暫定税率の復活は大半が望んでいない。ガソリン価格を短期間で上下に、電気料金の値上げは、市民生活や地方を直撃する。

昨日も民主党本部に電話をしたが、明らかにムードが違う。政局は緊迫するだろうが、解散は逆に遅くなることと、「ねじれ現象」が深くなると私は感じる。公明党の都議選挙と絡みもあり、どうなるか、難しい予想だ。来年、会期いっぱいもありうる。

民主党の政策が、結果して国民生活に結びついていないと感じる。受けを狙うことが多いのではないか。年金、子育て、医療制度、農業政策と財政的な裏づけは本当に大丈夫と思うことがある。不景気になるかもしれない、この時期、与党の譲歩を前提に、確実な成果を積み重ねる現実的な対応を求めるのも大事ではないか。自民との「チキンレース」は、国民生活や地方への影響を軽視した政局となっている。それが民主党の支持率の上がらない要因でもないか。

膨らむ一方の高齢者医療費が医療保険を著しく圧迫している現状で改革がなかったら、いずれ制度は破綻する。事実、国民健康保険は、そうなりはじめている。だが、制度導入に伴う新たな保険証の配布や個人負担の変動、低額所得者への軽減手続きなど、厚生労働省の対応が、年金問題と同様に、由々しき状況である。政権交代の意味は大きいが、どうだろう。

民主党は、土建国家などのこの国の形を変えるというが、その道筋と財政再建とどう向き合うのか、地方議員には伝わってこない。現状の小沢戦略は、的中しているが、政権交代だけでは、政権はとっても細川政権と同様に、薄っぺらいものになる。

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