FC2ブログ
山本五十六のメッセージ
Date-2011-12-24(Sat)

昨日、鯖江市で「山本五十六」の映画を観た。船に関する映画は子供のように観たくなる。映画の主題は、当時の日本の状況下で、日独伊三国軍事同盟や日米開戦に最後まで反対していた山本のメッセージを現代に伝えようとするものだ。

国の来年度予算案約90兆円が決まる。税収が42兆円、国債発行44兆円。どう考えても将来の不安は尽きない。政権政党である民主党の批判も高まっている。「コンクリートから人へ」のわかりやすい標語も色あせてきた。

原子力政策も議論は多いが、長期展望があまりにも不透明になっている。それが現在の敦賀の閉塞感と不透明さでもある。

民主党、自民党とも、政局ばかりが目立ち、ダブル選で圧勝した橋下徹市長への各党の態度だ。支持を鮮明にしていたみんなの党はいざしらず、大阪都構想への協力を求める橋下氏に対し、与野党幹部の誰もが下にも置かぬもてなしぶりだった。

対立候補を支援した民主、自民両党は都構想に反対ではなかったか。それが手のひらを返すように理解と協力の意向を示すとは。違和感をぬぐえない。共通するのは維新の会の国政進出への警戒感だ。次期衆院選で敵に回したくないということだろう。民主党の小沢一郎元代表や国民新党の亀井静香代表のように政界再編を視野にあわよくば取り込みたいとの思惑も透ける。

私も民主党員だが、予算案を巡る政権と党との駆け引き、決断が長引き、実行力に欠ける民主党政権に危うさを感じている。解散・総選挙しか頭にないようにみえる自民党。橋下人気は二大政党のふがいなさの裏返しでもある。そこへすり寄るようでは政党の存在意義さえ問われかねない。

地域から統治機構、国を変える-という橋下氏の主張に共感したとしても「数を頼み」に民意を一身に背負っているかのように改革に向う勢いが、庶民人気となる。閉塞感打破の勢いとなる。

いずれにしても、敦賀市のもんじゅの研究継続、敦賀3、4号の建設は、長期的に国を支える政策でもある。じっくりと辛抱強い覚悟と気概がないとできない一大事業だ。これらをもとに、敦賀市の第6次総合計画がある。敦賀駅西周辺整備や看護大学化もこの延長線上にある。

国の原子力政策の不透明さに加え、橋下市長が掲げる脱原発など、敦賀市を取り巻く環境の厳しさと混迷は、長期的に続くと受け止めてよい。

日米開戦の真珠湾の大成功に浮かれ、その後の敗北と死者300万人を超える結末を考えると、大局を見る目がいかに大事か、今の日本とも共通する。その中の敦賀の市民生活を第一に考えるならば、我慢と辛抱が大事だとあらためて想う。
スポンサーサイト



【2011/12/24】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |