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原子力発電の再稼動の課題
Date:2012-01-18(Thr)

昨日、県原子力環境安全管理協議会を傍聴。石川県議が、高浜町の的場議長など、国の場当たり的な原子力政策を批判。

国は、またぞろ、原則40年の廃止措置に対して最長20年の運転延長の追加方針を示した。こうした方針にしっかりとした技術的な根拠があるのなら納得もするが、不明確なままだ。小手先で原子力発電を規制することが続くと、電力会社も福井県などの自治体も何を信用してよいか、疑心暗鬼になっている。

ストレステストの大飯3,4号の原子力・保安院の妥当とする判断も、どこに基準があるのか、いまだ定かでない。

ところで、阪神大震災から昨日で丸17年になった。早朝から大震災の報道が続いた。被災5日後、横倒しになったビルや崩れ落ちた高速道路を目の当たりにした。体が凍りつくような衝撃を忘れられないのに、未曽有の震災を経験するとは想像できなかった。東日本大震災の「復興元年」といわれる今年、阪神大震災の復興から得る教訓は多いはずだ。

自然災害の威力、怖さを思い知らされた阪神大震災。あれから17年がたち、教訓は十分生かされているのか。昨年3月に起きた東日本大震災では、福島の事故も含め後手に回った対応の言い訳の中で、想定外という言葉が繰り返され、被災者の怒りを買った。

近代的な神戸の街を一瞬で破壊した大地震。その光景は多くの人の目に想像を超える惨状と映ったが、だからこそ防災担当者は、想定以上の事態が起き得ることを学び、備える必要があった。

もちろんハード整備に限界はある。だが本当に空前の出来事だったのか。過去の記録や科学的な予見を活用できていなかったなら、それは人災だ。古く日本書紀にも大地震の様子が記されている。

国内どこででも起こりる地震や豪雨禍。郷土を守り暮らしていくためには、さまざまな経験を踏まえて必要な対策を積み重ねていくしかない。大災害で何が起き、これをどう防ぐか。地域毎の行政のつとめでもある。

科学的な検証と根拠は、信頼性を確保でき、納得を得られる説明でもある。

自然災害のハードとソフトの備えも教訓が重なり、よりよいものとなる。一方、原子力発電の安全対策も、向上いるして。これを受けて、再稼動は、福井県でも敦賀市で最大の関心事だが、一方で高経年化こと老朽化にも、米国での判断基準など、しっかりとした方針でのぞむと、自ずと常識的な判断にもつながると思っている。それが福島の事故の大きさの代価でもある。
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