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皮肉なギャップと肝に命じること
Date:2012-01-19(Thr)

インフルエンザの流行が首をもたげてきた。福井県では嶺北中心だが、早晩、嶺南、敦賀にも広がるだろう。

ところで、敦賀-長浜間を結ぶ当時のJR北陸線は、全線開通となって、今年で130年の節目。日清戦争、日露戦争とつながる朝鮮半島など東アジアの権益を強化していた当時の日本にとって、日本海側地域の交通網整備が急務だったという。鉄道敷設は、神戸よりはやいと言うから、その意気込みは相当だった。

それまで京都、大阪への琵琶湖の水運に頼っていた流通が、東京と結ぶ鉄道へと移行。地域の産業と社会に大きな影響を与えたのは言うまでもない。

「環日本海」が言われて久しい。とりわけ近年は中国、ロシアの経済成長が著しく、今後、日本海を取り巻く地域の大交流を見据えた進展が期待できる。

それを踏まえ、西川一誠県知事の敦賀商工会議所での一昨日の挨拶で北陸新幹線の認可、舞鶴若狭自動車道の2年後の開通と敦賀港と、物と人の流れが130年の時を越えて、いままた、大きな節目を敦賀市は迎えようとしていると、述べた。

北陸線全通から130年。進歩になれているのか、北陸新幹線と言っても、新年会でも知事や市長が熱く語っても、それほどの関心もないような様相だ。また、一昨日の敦賀港のコンテナ輸送の急増の報道も市民の関心は、いまひとつ。

もっと言うと、昨日の参議院の決算委員会のもんじゅ視察での山本委員長の発言と、敦賀市の明日、将来を大きく変えるかもしれない事項が、新年になっての19日間でも続いている。

繰り返しになるが、政治家が熱く語る、鉄道130年、敦賀港開港110年を越え、大きな節目を迎え、新たな交通網の整備と、地域活性化の原動力であるべき、もんじゅも含め原子力発電の大きな岐路の年でもある。

一方、新年会で各テーブルでの話は、市が大きく進めようとする敦賀駅前整備、看護大学、姿を表した福井大学附属国際原子力工学研究所と、意外に冷ややかに内容を質問する市民も多い。また、福祉、雇用、生活など将来の不安を訴える方も多く、皮肉なギャップを感じる。私たち議員の仕事は、市民の声、巷の声をできるだけ聞くことが基本でもある。このことはいま一度、肝に命じる。
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