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市民活動のバロメータのNPO法人だが・・・。
Date:2008-05-07(Wed)

昨日の爽やかさは、良かった。洗濯指数も最高だとか。連休も終わった。テレビによると楽しい余韻を思い出すのは、精神安定に良いとか。

四国で一度行きたい場所がある。金毘羅さんの金丸座。なかなか切符が手に入らない。明治以降、歌舞伎が田舎では、娯楽ではなくなった。ところが、最近、見事に復活。奈落の底まで残っていた。日本の芸能の源は「楽=遊び」であるとか。

気比神宮前の神楽通りも、「楽」の字だ。気比さん祭りではないが、社寺の境内の芝に座って芸を楽しむ。それが原点とか。歌舞伎見物は、ひいきの役者に目を凝らし、弁当や酒を飲みながらくつろぐといった雰囲気がある。時間の流れがゆったりとして、心地よい気持ちにさせてくれる。

金丸座の仕掛けや雰囲気は、ぜひ一度という。ここでのコンサートも狭さとステージの臨場感がいいらしい。私の友人が、遊ぶことを教えるNPO法人を立ち上げた。NPO法人だと事業も、普及も寄付も、普通の市民団体より、信用力で違う。

ところで、市民活動を支援する特定非営利活動促進法(NPO法)が成立・施行してことしで10年。この間、NPO法人は急激に増え続け、既に3万を超えた。公共サービスの新たな担い手として、徐々に社会に定着してきた。敦賀市でも県主導で発足が各分野であったものの、足踏みを続けている。法律上の手続きや資産管理、報告など、かなりしんどいものがある。

ある意味では市民活動のバロメータになるが、ほとんどの市民は無頓着だ。逆に必要性も感じていない。 また、必要もないのに無理してつくる必要もないが・・。

県内でも百近くの団体が認証され、敦賀市は確か11が存在する。まつり、子育て、環境、パソコンなど幅広い分野で活動しており、敦賀市も2年ほど前に出来た市民協働支援室がこれを支える。ただ、問題や課題も少なくない。資金不足もそうだが、担い手も半数近くが社員30人未満で、スタッフが不足という。敦賀では10人以下が大半だ。

全国的にも、発足の経緯が、行政主導であった。10年前は、設立させることを総務省から求められたのか、福井県の積極的対応に驚いた。これからのNPO活動を考える上で、行政とのかかわりをどう構築していくかは大きな課題だ。

ただ、財政事情が厳しいため、NPO法人への「委託は安上がり」という安易な認識もあることは確かだ。NPO法人を財政難や人手不足の肩代わり先とみる風潮を改めなければならない。そうは言っても現実は違う。一方、NPO側も行政依存に陥らないよう、独自の提案や活動に努めるべきは、当然だ。

とにもかくにも、NPO法人は敦賀市では、緒に着いたばかりか、足踏みを続けている。鯖江市にある、NPOと市民、企業、行政をつなぐ中間支援組織の設立など課題は多い。NPO法人活動が、県内各市の市民活動と相関関係にあることは確かだ。

「お任せ行政」感が強い敦賀市の市民性を少しでも活性化する上でも、市民活動やNPO活動への支援や目を向ける、行政の仕掛けも必要に思う。企業でも行政でもない「第三の主体」としてNPO法人を息長く、育てる我慢強さがほしい。これからだ。焦る必要もない敦賀型のNPO集団があってもよい。
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