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浜岡の御前崎市長選勝利と再稼動問題
Date:2012-04-16(Mon)

敦賀もソメイヨシノは散って、八重桜の季節に移る。数年前だが、散る花に美を見いだしたのも日本人。花吹雪、飛花といった言葉もある。昨年か、金ヶ崎のソメイヨシノの花吹雪、それも風とともに、いっせいに舞い散る様は圧巻だった。

笙の川沿いの桜も散ったあとも、川の流れと散った花びらが、連なりながら流れるのもなかなかいい。何事も留まっていけない。

ところで、昨夜、浜岡の再稼働問題が争点となった静岡県御前崎市長選が投開票され、安全確認と市民の意向重視を訴えた現職・石原茂雄氏が、1万2千票余を得て、圧勝で、「脱原発」「廃炉」を訴えた新人2人を破って3選を決めた。立地地域として妥当な選択だ。

静岡県と言えば、首都圏と中京圏をつなぐ新たな大動脈となる新東名高速道路の一部区間が、開業した。これも、計画から25年、2・6兆円をかけ、ようやく部分開通にこぎつけた巨大事業である。

日本有数の陸上物流を支える東名高速道路の機能を、新東名が補完する意味は大きい。

一方、エネルギー基地の浜岡も大動脈のひとつである。さらに、中部電力管内の愛知県のエネルギーの大動脈の補完が敦賀2号機であり、敦賀3,4号はそれをさらに太くする役割がある。

東日本大震災の際には、通行止めになった東名に代わり、新東名の完成区間が、東北に向かう緊急車両の通緊急医療や災害時に備え、サービスエリアなど12か所にヘリポートを整備した。弱い箇所への防災機能の充実でもある。

枝野経済産業相は13日の記者会見で、再稼働の必要性に関連し、「停電や電力不足は病気の人や高齢者など社会的弱者に大きなしわ寄せを与える」などと指摘した。

原子力発電所の安全は最優先に考えなければいけないが、エネルギーの安全保障、地球環境問題など総合的な判断が必要なことはいうまでもない。節電などで何とかなるとの楽観論にくみして、電力危機を招くことは「到底許されない」とも強調した。妥当な認識だ。

さらに、電力需給の必要性に比べ、産業空洞化などで日本経済に打撃を与えぬよう、経済性への配慮を欠いてはならない。

大飯原子力発電所の再稼動問題、1,2ヶ月が正念場となる。

桜の木は花を落としながら、すぐに新芽をつける。若葉が増える。再稼動の動きが次につながる様に期待したい。 
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