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真価が問われる地方都市…
Date:2012-04-24(Tue)

病院にいると、時間がゆっくりと過ぎる。順調に手術の日を迎えた。

妙に季節の移ろいを感じる。ソメイヨシノは葉桜になり、バトンタッチするように八重桜が見ごろを迎えつつある。裸木だったイチョウには若葉が萌え出した。葉が少しずつ枝の隙間を埋め、若葉の増えるのも気持ちいい。

昨夜は女房も病院に到着し、二人で手術の細かな内容を伺った。最近はこと細かく内容を教えてくれ、質問にも答えてくれる。これが説明責任かと、なぜか納得している。

深夜零時をもって絶食。今日の8時で絶飲。明日の早朝までこの状態が続く。絶飲絶食(ゼツインゼッショク)というそうだ。

ところで、この時期、病院周辺の住宅には一本の鯉のぼりも上がっていない。この時期、30年も前か、福井県こと、敦賀平野もそうだが、福井平野は、ことにゆったりと泳ぐ鯉のぼりが多くあったのが印象的だった。それも5,6匹大型の鯉だ。四国とは違い、大きな鯉のぼりが目立った。福井は豊かな家庭が多いのかと、変に納得していた。

少子高齢化の進展による児童生徒数の減少のせいでめっきりと鯉のぼりが減ったのではないか。母校も通った地域にはない。四国でも福井でも、小中学校の統合や廃校が進んでいる。敦賀の愛発小中学校も統廃合が進んだ結果に出来、今は廃校だ。

母校がなくなることは、「仕方ない」と思いつつ「やっぱり少し寂しい」ものだ。高度成長、低成長、デフレと経済状態が変わり、少子高齢化で街の変化も、村部へ行くほど速い。

敦賀の松葉町にある60年代から70年代に入居した『第1世代』はすでに定年を過ぎた。高度経済成長期に誕生した街にも熟年、高齢者世代が目立つようになった。街の変容に伴って、求められる市営住宅も変わる。

敦賀市の人口も転出者で3月末現在で68、700人台。高校卒業の約半分が抜ける計算になる。従来であれば4、5.6月で緑が増えるように6万9千人にかろうじて回復していた。果たして今年はどうであろう。

昨日もメールで「行政改革での市民福祉会館の廃止は問題」とご意見を頂いたが、利用者のご意見や老朽化と利用者の減少、市民温泉リラ・ポートとの関係など、廃止ありきではないが、総合的な議論が必要と答えた。リラ・ポートもそうだが、これからも施設の老朽化とどう向き合うか、市役所庁舎は耐震と老朽化が課題になる。

拡大基調のまちづくりから、少子高齢化に伴った成熟したまちづくりとはいかなるものか。子育ては、高齢者対策はなど課題は多い。これからこそ、地方分権の真価が問われる。
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