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冷静に原子力を考えなければ、立地地域の明日は描けない…。
Date2012-04-28(Sat)

手術後4日目となると痛み止めのコントロールもでき、病院周りの若葉も楽しめる余裕もでてきた。ただ、痛み止め薬の依存症になっていることは確かだ。

ガーゼもとれ、左耳がドス赤く腫れ上がり、左舌の鈍い感覚と、これからは時間をかけた回復となる。回復と言う希望があれば、足も軽く動くようにもなる。医師からはまだころぶなどの衝撃が耳の耳小骨に悪いからと注意されている。

ところで、 嶺南の有効求人倍率が1.03と福井県全体1・13倍を下回る状況となった。ハローワーク別の有効求人倍率は旧三方町まで含む敦賀が、1・13倍。旧上中町から高浜町までの小浜0・99倍と経済、雇用の深刻さを数字が表すようになった。

原子力発電の定期検査は常駐する作業員の2倍から3倍の作業員が民宿、ホテルなどに泊まる関係で、有効求人倍率以上に地域経済を潤す。40年の歴史は大きく、街そのものが、建設業、サービス業と原子力に依存する産業構造が形成される。

敦賀市は、美浜、おおい、高浜町とは違うとはいえ、その産業構造は大きく原子力に依存し、高速増殖炉もんじゅの行く末、敦賀1号機の40年超え問題、2号機の再稼動に加え、活断層の課題も突き付けられた。先の見えない大きな試練に立たされている。

おおい町の住民説明会で「安全と経済は切り離して考えるべき」との意見があった。私も同じ意見だ。安全は最優先というのは当然だが、安全-安心をとことん突き詰めると、不安との感情論と隣合わせになり、事業そのものが成り立たなくなる。

立地地域の住民の悩みはここにある。原子力発電は確かに怖い。しかし、スリーマイル、チェルノブイリ、そして福島の事故の教訓を緊急安全対策、恒久安全対策と乗り越えなければ、少子高齢化が進む嶺南地域は、どう未来を描くのか、その行く末が心配になる。

大きくいえば、福井県、日本と生活の根幹であるエネルギー政策を安全保障、リスクなど総合的に考える覚悟と勇気を持たなければ、そんな思いがつのる。
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