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大飯再稼動をバネにひとつひとつ課題を乗り越えていく…。あせることはない。
Date:2012-06-21(Thr)

昨日で議会の一般質問が終わった。議会放映を議会ごと観て下さるお年寄りのがいる。ありがたいことだ。

「各議員から出される質問は、それぞれの立場で訴えるだけに、ざくっと敦賀の課題を知ることができる」と語り、「敦賀の方向性が見えてくる。あせることはない」と眼力も鋭い。

ときとして、「なぜ、中断したのか」とか、「なぜ、開会されない」と疑問を投げかけてくれる。テレビでは伝わらない事情があるだけに、丁寧に答えるようにしている。私としては、こと細かくブログで書くべきことではないと思っている。

ところで、福井県の6月定例県議会が開会した。福井新聞を参考にしながら書く。提案理由の説明で西川知事は、「(エネルギー政策は)国民生活の安定と発展、国家の安全保障など国の行く末を左右する重要事項」と語り、「将来の原発の位置付けは、県全体の経済や雇用、県民の暮らしに大きく影響する」と率直に語り、

さらに、「今後、国が示すエネルギー政策の方向性を十分見極めながら、長期的な視点に立ち、影響や今後の基本的方向などを幅広く議論したい」と、国が8月をめどに方針を示す中長期のエネルギー政策を意識して冷静に述べている。

3・11以降、国の原子力政策がぶれる中で、西川知事が冷静に時間をかけて、関西電力大飯3、4号機の再稼働に同意する手法は、大いに評価でき、国へも一定の影響力を示した功績は大きいと思う。

時間はかかるが、高速増殖炉もんじゅ、敦賀1,2号の再稼動問題にあたっても、ひとつひとつ課題を丁寧に乗り越えていくことが知事の手法をみても、今は大事だと思っている。

国会でも「原子力規制委員会」の法案が成立した。大飯の再稼動決断に続いて原子力規制庁設立の懸案もひとつ進んだ。まだ不透明だが、いい方向に進み始めているようにも感じる。

また、今日にも通常国会が大幅に延長されることになりそうだ。民主党は手順を踏んで法案の了承に進んでいる。国の方向性が示された民自公3党による合意は重いと、私は思っている。一体改革関連法案の修正協議を通じて、民自公3党間では、協調機運が高まった。一寸先は闇だが、ひとつの流れが出来上がったようにも感じる。

西川知事に戻すが、原子力発電と40年以上真摯に向き合い国や事業者任せにせず県自らが安全監視に努めてきた経緯を説明し、「福井県のみならず、消費地の安全を守るための努力でもあった」と述べたことも、その経験裏打ちされたものを率直に語っている。この背景が大飯再稼動への動きともなったのではないか。

一方で、府県をまたぐ広域的な防災体制の強化などの課題も忘れていない。福島の事故はあまりにも大きく、敦賀にもその課題と影響を与えた。県知事、市長を先頭にひとつひとつ、現実の影響を考えながら課題を乗り越えるしかない。
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