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マイ箸運動の評価と現実
Date:2012-06-28(Thr)

先週の一般質問でも、敦賀市の8割を占める山間部こと、森林保全が、これからの重要なテーマでもある。飲み水の大半を地下水にたよる敦賀にとって市民全体に関わる課題でもある。

国土の3分の2が山林でその4割が人工林という日本では、適度に間伐したり、伐採期に入った木を切り出したりしなければ健全な森林を維持することはできない。この保全が難しくなっている。

90年前後から始まった「割り箸排斥運動」は、ずっと心に引っかかっていた。日本人が使い捨てにする割り箸が熱帯雨林の破壊につながっている、との指摘から、外食の際に塗り箸を持参する「マイ箸運動」が始まり、大手外食チェーンも繰り返し使える樹脂箸を採用した。これにより割り箸の需要は減少した。

地球温暖化問題ともからみ、割り箸から「マイ箸」の運動は、説明を聞いても納得できた。いまでも「マイ箸」を持ち歩く県内議員仲間もいる。それはそれでは立派な運動と評価できる。

日本で消費される割り箸の97%が輸入でその大半が中国製というから、海外の森林資源を消費しているという指摘は間違いではない。

しかし、一方で、端材や間伐材など使い道のない材料を利用している国産の割り箸までが批判の対象になり、国内林業は痛手を受けたという現実もある。

業界の方が、「マイ箸運動が広がり「木を切ることは悪いことだ」という考えが広まった結果である。」と、影響を切々と訴えたものでこの見解も正しい。

割り箸の製造工程を見ると、それが立派な木工製品であることが分かる。こっちが立てばあっちが立たずの言葉通りだ。

昨日も電力会社の株主総会で脱原発の議案が議論になったが、地球温暖化問題で、福島の事故以来、原子力発電がその切り札であったはずが、いまはほとんど語ることは、少なくなった。

また、地球に住む人類は急増とも言えるが、一方で日本の人口は減少し、少子高齢化が進んでいる。貧困は拡大し、社会全体を支える基盤が危うさを増している。大きな意味の問題の矛盾でもある。
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