FC2ブログ
繰り返すマンネリと辛口の大事さ
Date:2012-08-05(Sun)

昨日、早朝から町内のまつり。子供みこしに始まり、夜の祭りで終えた。昼間、7月にラムサール条約に登録された、中池見湿地の記念式典が行われた。

式典には、保全に関わってきた地元の人や市民ら約150人が出席。河瀬市長が「今回の登録は誇りであり、未来永ごう残していくために、最大の努力をして保全に務めていきたい」とあいさつ。ラムサール登録は関係者の努力の賜物でもあり敬意を表する。

一方で、今後の保全には敦賀市としてその責任と覚悟が問われることになる。これが重い。将来は市民の税金投入も考えられる。マスコミ報道など一定の盛り上がりはあるが、昨日もそうだが、世界的なラムサール登録に言われながらも、市民の冷ややかさが気になるところだ。

記念講演で坂巻幸雄さんの「地質学から見た中池見湿地の生い立ちと特徴」と題して、中池見の地質学的断層と泥炭湿地の生い立ちとをたんたんと語った。久しぶりにお顔を拝見したが、いつもの語り口は健在だ。

データを整理し論ずる姿勢は説得性を整理を持っている。最後に「大阪ガスも敦賀市も調査データ全てを公表されたは評価し、今日の中池見保全に役立っている。北陸新幹線の調査もデータの公表が大事だ」とも述べたのが印象的だった。

ところで、 映画『男はつらいよ』シリーズには、おなじみのシーンがあった。寅さんが旅先での出来事を「とらや」の面々に話して聞かせる。顔まねや声色を変えながら、一人何役もこなす。偉大なるマンネリの場面だ。

記憶に頼るが「夕暮れ時、明かりがともった茶の間から食卓を囲む家族の笑い声が漏れてくる。「これが本当の人間の生活というものじゃないか」と寅さんは結ぶ。つましくも掛け替えのないだんらん。寅さんの映画が貫く光景だ。

なくなったのは16年前の昨日、早いもので十七回忌を迎えた。地域、町内の夏祭りも偉大なるマンネリであり、とつとつ語る坂巻さんの語る言葉に失礼だが、寅さんと同じ様な大事ないつもの辛口があった。
スポンサーサイト



【2012/08/05】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |