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後期高齢者医療制度の評判が悪い・・・。
Date:2008-05-25(Sun)

昨日は早朝、自転車で縄間越えを試みた。ヘルメットかぶった自転車をこぐ若者に出くわす。仲間意識からか軽い挨拶を受ける。この感覚は独特だ。次は9:00より「気比の松原の愛する会」の清掃、50人ほど集まる。次は、敦賀ミゼウムのボランティアガイド、100人を超えるミゼウムは狭すぎる・・・。そして、福井へ。

民主党の常任幹事会。31日の県連大会の議論。話題になったのが、後期高齢者医療制度。
世間の評判がすこぶる悪い。中央では野党四党は一昨日、参院に廃止法案を提出した。一方、政府・与党も見直しを進めているが、制度を大幅に変えるつもりはないという。保険や医療制度を維持するには、国民の理解が欠かせない。制度の問題点を徹底的に洗い直すべきだ。

私が感じるには、不評の最大の原因は、この制度が対象者を年齢で区分したところに起因している。お年寄りでも「わしは74歳だから」とこの制度を皮肉る場面が多い。健康保険は年齢に関係なく、健康な人が病気の人を助ける相互扶助の精神で成り立っている。ところが今回の制度は、75歳以上を別建てにした。病気のリスクが高い年齢層の負担割合を明確にして、その医療費を抑制する考えであることは明らかだ。 敦賀市の人間ドックの75歳以降の廃止も評判が悪い。

後期高齢者医療制度は、75歳以上の世代が一割、現役世代が加入する健康保険や国民健康保険などからの支援金が4割、税金から5割を支出して支えることになっている。厚生労働省によると、対象高齢者の保険料は全国平均で一人当たり月6000円だが、今後医療費が増加すれば保険料は上がることになる。一方、現役世代の一人当たりの支援金は、7年後は1.5倍になると試算している。高齢者の保険料も現役世代からの支援金も、引き上げるにも限度がある。

制度に伴い、病院窓口負担が一割の人は月600円を支払うと、診療所の医師一人が担当医(主治医)になり、継続的に外来診察をする。患者は一定額を支払えば、同じ診療所で何度も検査や措置が受けられる。ただ、診療報酬の観点から、診療回数を抑える可能性がある。さらに診療報酬の改定は、長期入院を減らす方向にもなっている。必要な医療が十分に受けられなくなる恐れがありと指摘も多い。

野党の廃止法案は、経過措置として天引きは9月末で停止し、廃止後は老人保健制度に戻すことを求めている。だが、元の老健制度は、老人医療費を主に健保組合や国保などからの拠出金で賄う仕組みで、この制度も限界にきていたのは明らかだ。

医療費に充てられる財源は保険料か税金だ。これも限界だ。民主党も廃止を求めるのであれば、それに替わる持続可能な制度を具体的に示すべきだとも思う。国民の高齢者医療に対する関心が高まっている。とにもかくにもその議論は、県や市町村レベルでは不可能だ。それも国民健康保険財政も限界にきていることは確かだ。与党の見直し、野党の廃止だけではすまない段階にあることは確かだ。それほど財源問題は根が深い。
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