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認知症と地域
Date:2012-08-27(Mon)

認知症の接し方はいまでもわからない。父、母、義父とそれぞれに違った。私の母も認知症で最後は施設で暮した。

時折、訪ねて、型通りの優しい言葉をかけ、よくわからぬ話に適当にうなずいていると、ふと、昔の話を正確に語ったりして驚かされることがあった。

そんなとき思う。母を見守っているつもりの自分を、母は心の目で見つめ、「試している」のかもしれない。

認知症の人の心の内は分からないというが、どうも私にはわかろうとしないのではなかったか、自問自答である。

それでも、言葉が心のどこかに響いていると思える以上、根気よく言葉を探して掛ける努力は続けたいとおもったが、どうもかみ合わなかった。自分もまたいつか、こうして言葉を掛けてもらう立場になるかもしれない。

介護が必要な認知症高齢者が300万人を突破し、10年間で倍増したことが厚生労働省の推計で分かった。65歳以上の10人に1人が認知症だ。認知症にどう向き合っていくのか。社会全体が試される時代となった。

ところで、この4月、小泉純一郎元首相が鳴り物入りで進めた郵政の完全民営化路線が見直された。民主、自民、公明3党が共同で提出した郵政民営化法改正案が成立。民営化スタート以降のサービス低下に対する不満を払しょくできるか、これからが問題だ。

「近所の郵便局がなくなり困っている」「郵便配達員にこれまでのように保険料支払いなど金融サービスを頼めない」など過疎地の住民を中心に、郵便ネットワークの復活を望む声がやまなかった。

さらに、高齢者のひとり世帯が敦賀でも増える。なかには、失礼だが、認知症ぎみの高齢者も増える。地域のネットワークというが、それだけではどうも成り立たない。日頃の業務の一環とするような声掛けも大事だ。市役所のサービスに重層構造的に取り組むしかないのが現状ではないか。
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