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南海トラフと四国
Date:2012-09-01(Sat)

朝食にうどんを食べる香川県人は多い。香川県ではコンビニ数よりうどん店の数が多い。農作業などで汗を流した後、うどんに含まれる塩分を補給してから職場に向かうのがいい、と理屈にならない理屈を親父が語っていた。

今では観光客にも定着し、行列ができる店もある。父親に連れられ、日曜の朝5時によく出掛けた。そのくせは今も変わらず週一回は、早朝のうどんとなる。

時は流れても昔と変わらないことに自分ながら笑ってしまう。ふるさとの生活観というか、習慣を大切にしたいと今、思うようになっている。早朝より郷土の味を通じて、故郷を想う。

この遠い土地、四国の出来事を身近に引き付けても災害は想像できない。太平洋の海底に延びる溝状の盆地、「南海トラフ」沿いで巨大地震が起きた場合、所によっては30メートルを超える津波に襲われるとの推計が発表された。

30メートルはどれほどか。実感しづらい。駅前のマンテンホテルが23メートルだから、見上げると首が痛くなる。あれより高いところに押し寄せる海水の壁。どんな備えをすれば命を守れるのか、考え込んでしまった。

内閣府によると、30メートル以上が予想されるのは3都県の5市町村。このうち3カ所は高知県内だ。土佐清水市や黒潮町には34メートルの最大級が襲う可能性がある。20メートル以上の予測でも、23市町村のうち半数近くは高知県である。

津波は川をさかのぼる。東日本大震災でも上流に大きな被害が出た。南海トラフが起こったら、福井県にも被害がありうるが、その程度はわずからしい。災害の少ない敦賀はいい。しかし、油断は大敵。

今日、9月1日は「防災の日」。関東大震災から89年を迎える。南海から発せられた警告を、わがこととして受け止める機会にしたいものだ。
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