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原子力政策のほころび
Date:2012-09-18(Tue)

最近のエネルギー戦略をめぐる論議でも使われた言葉がある。「原発を畳む」「原発の畳み方」。先週、政府は「2030年代原発ゼロ」目標を掲げた。

「30年代までに原発を畳む」と読める。0%を支持する声の後押しを受けて決めた方針。原発推進路線の転換である。しかし、つじつまの合わない所が出てきた。脱原発なら要らなくなるはずの使用済み核燃料再処理事業は続ける、新増設はしないが建設中の原発はこのまま造る。運転期間は最長40年。建設・完成したあと50年代まで動き続けることになる。

自民党の総裁選で「原発がなくなればいいな」という民主党らしい政策と批判された。実態を検証することなく泥縄で構築した政策が早くもほころびた。

畳むのか畳まないのか、立地地域の自治体は生活がかかっている。青森県もそうだが、敦賀市のもんじゅの研究も方針をしっかり読むと、これまで通り研究を続け、成果をあげて…となる。敦賀市としてはまっすぐに受け止めたい。

平野文科大臣も今日にでも来るとか。その真意を聞きたい。課題の先送りでは迷惑するのは立地地域もそうだが、国民そのものと言えそうだ。じっくりと議論の上、現実的な政策への再考を期待したい。ー
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