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ウラジオストックの変貌と敦賀港
Date:2011-11-12(Mon)

先週の中国航路の復活は大きい。2006年以来6年ぶり。日中関係が厳しさを増す中での就航。これで、韓国・釜山港をつなぐコンテナ船(週2便)、RORO船(週2便)と合わせて5便。年間取扱量の過去最高更新は確実。

中国航路の安定性は敦賀港発展の大きな試金石。なんとか継続させてほしい。それには福井県、敦賀市や民間の努力も欠かせない。ただ、航路は釜山、金沢、富山、新潟のひとつだ。日本海側の、港間競争でもある。

欲張りを語ると、戦前の敦賀の繁栄を考えると、ウラジオストックにも目を向けたい。シベリア鉄道もモスクワと結ぶ整備も進み、輸送量は1990年代以降最大に達した。日本の大手企業も進出していることにも注目が必要だ。それには福井県も敏感であって欲しい。

対岸に位置する新潟の経済的結びつきが強まったいる。しかし、中京、阪神をバックとする敦賀港の可能性も常に持ちたい。ただ、その基盤は、福井県はあまりに弱くぜい弱と言わざるを得ない。

サハリンからの天然ガスパイプラインも昨年完成した。LNG基地ができる計画とか。東シベリアからの石油パイプラインも今月中には運用が始まる見込みという。エネルギー関連のインフラは目を見張る規模である。

9月には、マツダが自動車の現地組み立て工場を完成させ、トヨタ自動車も近くウラジオでの生産を開始する予定とか。愛知県とのつながりを考えると、敦賀港が生きてくる。

資源頼みの産業構造から脱却を図るロシアと、原子力、LNGと多角化が必要な日本のエネルギー基地、敦賀港の模索を今一度、夢見てもいいのではないか。
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