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プリンシプルな政治家
Date:2012-11-29(Thr)

昨日は、北地区の議会報告会。神楽、相生など、旧市街地なりの課題も多い。議員定数の削減の意見が多い中、原子力、新幹線など課題が山積する敦賀では現状維持が妥当ではないかという意見も提起された。

市民の意見も多種多様だ。ところで、一昨日、滋賀県の嘉田由紀子知事が「日本未来の党」の立ち上げを宣言。脱原発の第三勢力結集を目指すという。政策も大衆迎合色が濃厚だ。

正直申し上げて、10を超す政党があって、有権者には分かりにくい。分かりやすい争点でまとまれば票につながると、考えているのか。例えは悪いが、1本千円で売っていたタケノコに2本、3本とおまけを付けるようなもの。それにしても、水と油が溶け合うとも思えない。

「国民の生活が第一」の小沢代表が名称にもこだわった政党をあっさり捨てても、驚く必要もない。党首として前面に出たくなかその分、クリーンイメージの嘉田さんを「表の顔」に担ぎ出して巻き返そうと考えたようだ。相変わらずの小沢流である。

結党に際して発表した「びわこ宣言」。これまで40年以上、電力供給の恩恵を受けて、原子力発電の立地自治体である我が福井県への配慮がまったくない。きわけて腹立たしい宣言でもある。

国民の生活が第一の支持率が上がらず、新党を結成した山田正彦元農相らが根回しをして、合流を決めたようだが、昨日の福井新聞の論説にも述べられている通り、大衆迎合主義そのものだ。

余談になるが、吉田茂首相のブレーンとなり、東北電力会長も務めるなど多方面の活躍でブームが続く白洲次郎の命日は、27年前の昨日28日。

英国仕込みの紳士道をプリンシプルと呼び、日本で初めてジーンズを履き、近年「日本一カッコいい男」と呼ばれた、リベラリスト白洲次郎。戦前は近衞文麿首相のブレーン、戦後は吉田茂首相の側近となって政治の中枢にいた、白洲次郎の骨太なダンディズム。「敗戦」「占領」から「独立」へ激動の昭和史を生きた一人の侍、プリンシプルな生き方でもあった。

敦賀の大和田荘七が、北海道で炭坑を開発した様に、白州もエネルギーの大切さも知っていた。プリンシプルな政治家が今、必要にも思う。意見も政党も多種多様もいいが、エネルギーを政治の道具とし、大衆迎合的な「脱原発」「反増税」「反TPP」とすべて反対でこの国が成り立つのか。



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