現場に働く看護師の課題と意欲
Date:2013-01-30(Wed)

昨日は市立敦賀病院で文教厚生常任委員会のメンバーによる看護師との意見交換。9名の看護師で30代を中心とする病院を支える方ばかり。家庭では子育て真っ最中の方が大半。いずれの看護師も職業にやりがいを持ち意欲的に仕事をこなしている。それだけに忙しく、心身ともに負担も多い。

近年、高齢化が進む中で、敦賀でも医師不足や看護師不足が問題視されている。それに医療の高度化が拍車をかける。従来の注射や点滴など本来業務に加え、パソコンでのカルテの整理や記録等に費やす時間が以前より増加など、業務の多忙化。

これによる、休暇が取りにくかったり、急患が入ると退勤時間になっても退勤出来なかったり、夜勤があったりすることも理由として挙げられる。
 
昨日も助産師の方は、お産の備え、帰らず病院で仮眠することも多いとか。これも看護師不足に起因している。

また、特に、結婚・出産を経た看護師にとっては、育児と家事、仕事の両立は難しいものがある。市外の方との結婚、出産後に復帰できない方、心労など敦賀病院でも年間約20名の方が退職されている。

新卒の看護師が一人前になるにも1年以上かかることから余計にストレスがかかる職業になっている。

昨日も救急の状況、人工透析患者の増加による実態、ガン患者の緩和ケア、さらにはコンビに受診と言った市民のモラルに関する問題もあらためて伺い、認識をあらたにした。

勤務形態や職場環境、業務の多忙化、復職しづらい環境など様々な原因から、看護師不足は常態化し、ベテランの減少傾向による中核の責任が重くなること、特に人命を背負う職業だけにストレスも多いとも感じた。
 
解決は一朝一石にはいかないが、休憩室の改善、看護補助員の増員などできることから始めること。

中長期的にはいかに看護師確保するか、制度の問題など検討の余地はありそうだ。医療環境も人工透析患者の増加への対応などいずれも病院経営とも密接に関係する。

さらには、病床数の関係や救急の実態による国立福井、温泉病院との連携強化などのご意見も伺った。敦賀市の地域医療の最前線で働く看護師からは、環境改善ばかりではなく、地域医療を真剣によくしようとする意欲が伝わってきた。出来る事、将来の課題、委員会で整理してあらためて取り組む。

余談だが、昨日、病院の立体駐車場、午前9時から10時にかけて満杯状態に遭遇した。外来患者のマイカーによるものが大半だが、明らかに手狭なことは確かだが、現状では駐車スペースもなく、どう対応するか、これも課題であることは確かだ。
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