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スーダラ節から半世紀余り…「日よう日 妻は女子会 おれじゃまかい」。
Date:2013-02-22(Fri)

子供の頃、我が家にテレビが来て、二、三年か。植木等の「スーダラ節」が登場していた。調べると1961年。日本経済の高度成長が始まり、すべてが右肩上がりの時代だったような。

人々は活気にあふれ、貧しくても元気いっぱい。二日酔いでも、ギャンブルに負けても、お気楽に「スイスイスーダララッタスラスラスイスイスイ」と。当時、漫画の「シェー」のアクションと、この「スーダラ節」が小学校でも大流行。

授業中にいい気になって、スーダラ節を歌って、体罰でもないが、廊下の雑巾がけを命ぜられた。なにかおおらかな時代というか、先生も怖く、親も「どんどん叱ってやって下さい、と言っておいたから」と。

それから半世紀余。時は移り、庶民の世界は一変した。

県をはじめ県内各市町で4月からの新年度に向けた議会の動きが慌ただしくなってきた。20日、敦賀市が、新年度当初予算案を公表し、夏の花火大会の本数が象徴のように、緊縮財政となり、ひとつの進路を示した。

毎年同じようだが、自治体の予算はその地域の将来を展望するものとして、年ごとに表情を変えている。決して機械的に配分されているのではない。

特に平成25年度は、福島の事故、原子力発電の長期停止と着工延期と将来の不安がそのまま反映された内容でもある。福祉財政の自然増と一部縮小とこの分野もけっして聖域ではない。

地域経済の落込みによる雇用不安にも対応した緊急雇用対策も盛り込まれている。「政権再交代」を受けた自治体の公共事業対策もある。

それぞれの重い課題はそのままに新年度、どこへと向かうのか、財政面の右肩下がりと不況下、安倍政権への期待は大きいが、立地地域なりの悩みも深い。県も市も、ともに難しいかじ取りであることに変わりはない。

話を戻すが、小学生はゲームを操り、携帯も持つ。遊園地では遊ばない。学校ではいじめ防止、体罰禁止と暗い話題が多い。家庭における亭主の地位低下も著しい。

第一生命のサラリーマン川柳は時代の鏡。第一位の「当たれば会社辞める、が合言葉」(事務員A)もいいが、第九位の「定年後、田舎に帰れば青年部」と、納得できる作品ばかり。

私の共感は、「日よう日 妻は女子会 おれじゃまかい」。「携帯と亭主の操作は指一本」。スーダラ節とのギャップ。この世の憂さを笑いと皮肉で吹き飛ばすのはいいが、現実の将来像をしっかり描くのも議会の論議、分厚い議案書とにらめっこの日々が続く。

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