ゴア前副大統領の「不都合な真実」と敦賀
先週の土曜日。福井県民生協の嶺南の責任者の中川敦士さんとあいあいプラザで立ち話。9月22日プラザ萬象大ホールで上映された、ゴア前副大統領の「不都合な真実」の話題(この映画は生協主催で上映)。私が、「もう少し早ければ、もっといっぱいでは」というと、彼に「夜昼で900名の客が来ましたよ」とあっさりとかわされた。
彼は、消費者連絡協議会会長の美尾谷清美さんと共に、敦賀市内の「ごみ減量化と資源ごみリサイクル」と「お買物袋持参運動」の先頭に立って進めてきた。この日の県主催の「100グラムごみ減量化推進大会」で、敦賀市消費者連絡協議会は循環型社会形成推進功労者の表彰を受けた。

話は変わるが、「江戸の敵を長崎で討つ」ではないが、ノーベル平和賞を、国際組織「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)とともに受賞する米国のアル・ゴア前副大統領。2000年11月の米大統領選。集計での紛糾の揚げ句、涙をのむ。在野の人となり、解ける氷河や猛威を振るうハリケーンをはじめ、生々しい映像と詳しいデータで地球温暖化問題を訴える。

おりしも、ここにきて原油高や食料の輸入価格上昇の落とす影が濃くなってきた。 ガソリン価格は高止まりし、大手食品メーカーの値上げ表明は即席めんや食用油から、主食のパンにまで及ぶ。原材料高騰が消費や企業収益、地域経済に及ぼす影響する。これを逆手に、資源節約、省エネの分野で環境問題を世界に先駆けて取り組んだ自動車のトヨタは、発展している。トレイなどのリサイクルの回収箱が並ぶ、敦賀市の生協は、10月1日よりレジ袋有料化を始めた。組合員の93%がマイバック所有者、非組合員でも7割が持参とか。運動が早速、成果となっている。客足も遠のいていない。

話を平和ノーベル賞に戻すが、佐藤元首相が実現した沖縄返還でかつて受賞した。極めた政治色の強い賞でもある。今年の平和賞も、世界一の温室効果ガス排出国である米国を動かす政治的メッセージとの論評もある。皮肉にもゴア氏は京都議定書の生みの親の一人と言われる。崩れ落ちる氷河、ひび割れた大地。衝撃的映像をバックに、地球温暖化の危機を訴えるドキュメンタリー映画「不都合な真実」の効果。世界各地でコンサートを開くなど、温暖化防止の活動を続けている。地道に政治家としての信念を貫く精力的な行動ぶりは、絶賛したい。

先日のあいあいプラザの講演で、服部さんが語っていたドイツは、企業を中心にリサイクル運動は相当に進んでいる。日本の国内対策でも容器リサイクル法の改正後、形から入るようだが、地域でも生協、消費者協議会だけでもものごとは進まない。それでも行政や市民、地区が着実に進めていくことになるだろう。それほど、この地球はおかしくなっている・・・。(写真は100グラムごみ減量化推進大会で展示された敦賀気比高校のもの)
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【2007/10/15】 | ページトップ↑
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