FC2ブログ
大震災の教訓と爪跡
Date:2013-03-12(Tue)

まさしく昨日は「あの日」。議場では午後2時46分に全員が黙とう。ちょうど2年前。敦賀ではゆっくりとした揺れだが時間は長かった。

東日本大震災、現地では立っていられないほどの激しい揺れ。その上、大津波が沿岸を襲った。水や食料、燃料などの不足が暮らしを直撃し、停電が不安に拍車を掛けたとか。現地に行けばその状況ははっきりと理解できた。

東海村にある原電の東海第二発電所の海水ポンプの堤防を津波を想定してかさ上げ工事をして難を逃れた。原子力発電所の福島第一と、女川、東海との違いがここにある。

いずれにしても、被災地は、震災直後の応急復旧を経て、復興の段階に移りつつある。それでも映像を見る限り、震災の爪跡は大きい。福島からの被災者百名を超える方々が敦賀に在住している。

被災地では、未曽有の震災から得た教訓を今後に生かす活動が進む。太平洋側沿岸部では地元から犠牲者を出さないために、震災時の住民の行動を検証し、地域の課題を探り、避難路の確保や誘導方法などを話し合っている。

私が聞く限り、インフラが震災前の状況に戻ったとしても、それは表面上のことだ。防災活動が活発なのも、ほんの一部の地域だけ。絆の大切さが声高に叫ばれたのに、活動の継続と広がりとなると心もとない。

子供は生まれて2年もすれば歩みがしっかりしてくるが、震災の反省や教訓は時間とともにかすんでしまった。

一方、福島の事故の影響が遠く敦賀にも原子力発電所の長期停止と地元経済の冷え込みという状況を生み出している。国の原子力政策は、敦賀の活断層問題など、震災の影響を引きづっている。

再稼動はいまだ不透明。問題解決の見通しは、立たない。震災が突き付けたの課題と、エネルギー政策のなかでの原子力利用、原子力規制委員会は、利用と規制のバランスを欠く論争が続いているような気がしてならない。

昨日は、忘れかけていた教訓を思い出す日でもあるが、敦賀の街の将来もしっかりと見据えることが大事だ。
スポンサーサイト



【2013/03/12】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |