三国連太郎と人間の本性
Date:2013-04-17(Wed)

昨日は、職場での市政報告会、夜は敦賀市と友好都市である岐阜県各務ヶ原市の市長選挙の応援と動いたが、あまりの暖かさに季節を疑った。三寒四温がめまぐるしいだけに季節感なくなっている。

ところで、昨日のトップニュースはボストンマラソンの爆発事件だが、私には三国連太郎さんの死去の報道が目に入った。

中学生の見る映画ではなかったろうが、四国の高松にあった古い映画館に入った。映画は『飢餓海峡』。

現おおい町出身の水上勉の原作で「人間の業を見事に描ききった」と評される名作である。まだ瀬戸大橋がなく、宇高連絡船があった頃のこと。同じ、連絡船が、私には魅力に感じたのか。

田舎町の中学生がどこまで理解できたかはあやしいが、映画の面白さ、深さを知った気がした。

物語で、青函連絡船が台風に直撃されて転覆した日、近くの町で殺人事件が起きる。犯人グループの一人で、その後数奇な運命をたどる男を演じて強烈な印象を与えた。

犯人は極貧の環境から抜けだそうとして犯罪に巻き込まれ、それを隠すために嘘と罪を重ねる。人間の本性を水上勉と三国さんから学んだような映画だった。  

話を並べるのは不謹慎だが、一昨日、家庭内暴力、いわゆるDVで、妻にけがをさせたとして、敦賀市の臨時職員が現行犯逮捕された。 

弁護の余地はないにしても、公の仕事する職員であることなどから、事件の動機、背景はおさえておきたい。

話を三国さんに戻すが、印象を変えたのは「釣りバカ日誌」シリーズ。会社経営者の「スーさん」役はとぼけた味わいで、西田敏行さん演じる万年平社員「ハマちゃん」とのコンビは絶妙だった。これも第七作か、福井県を舞台にしている。

最後まで演技の道を究めようとした名優の航海は、今も続いているのかもしれない。
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