「アーンして」昔ラブラブ、いま介護
Date:2013-04-24(Wed)

「アーンして」昔ラブラブ、いま介護

これは、いま日常茶飯事になりつつある在宅介護を川柳で笑い飛ばしたもの。私の母も脳梗塞で半身不随になった父を3年ほど在宅で看病したが、どこかで楽しみを見つけていた。

先日のNHK特集「家で親をみとる」は、在宅介護の現実をうき彫りしたもの。 自分もそうだったが、女房もそんな環境だけに身につまされる。

昔、自宅が多かった最期の場所は、今は病院に。私の父も母も最後は病院だった。国は医療費の増加を理由に、介護施設、自宅での看取りを増やそうとしている。敦賀市でも、その実態は同様だ。核家族の高齢化、ひとり世帯の高齢化と他人事ではない現実が横たわる。

社会の現実、人々の意識との間には、まだまだずれがあると私は思っている。番組はここに焦点を当てている。

 死期の近い肉親の在宅介護は、まさに眠る時間を削る行為である。私の父は在宅介護であったが最後は病院で死を迎えた。それでも、母も疲れ果てていた。

番組は、病院から自宅に戻った85歳の父親は、年金が少なく施設に入ることができない。うれしそうに「やっぱりうちだなあ」。介護役の娘は不安を隠さない。「怖いです」。切実な心境が伝わる。

医師、看護師がいつもそばに居るわけではない。病状の急変に対応できるのか。延命措置をどう考えるか。老衰の進行を目の当たりにするつらさも加わる。

父親は2カ月後に死去。最後の場面で、娘は完璧ではないにせよ何かを成し遂げたような表情を見せる。 

市立敦賀病院、開業医、社会福祉協議会と患者の関係など 、増加の一途。それに在宅介護と最後の現実から目を離すことはできない。在宅介護での死の増加は新たな視点での家族介護の在り方を問われいる。
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