ベストセラーの百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」
Date:2013-04-27(Sat)

昨日は、あられもふる寒さ。今年は桜が早かったが、その後の春は遅い。夜はのみ歩くより読書に限る。ベストセラーの百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」上、下巻(講談社)がいい。

読みごたえがある。いまでも、村上春樹さんの新作に次ぐ売れ行きとか。何か忘れられられたかのようなところに、私はこの本の一撃をくらわされた感覚をもった。

あらすじは、主人公、出光興産創業者の出光佐三がモデルの国岡鐵造。敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。 

実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、幾多の試練を乗り越えて小さな商店を大企業に育てた男の口から、しびれる言葉が次々と放たれる。

リストラは当たり前の風潮の中、多くの人がこの物語に引きつけられる理由がよく分かる。安倍政権で解雇の話がよく出る。ただ、この作品は「人は財産」という理念を貫いている。

百田さんの作品は3年前の「ボックス!」に続いて今年、「モンスター」と「永遠の0(ゼロ)」が映画化されるとか。今が旬の作家は、確かに読みごたえも観がいもある。

来月1日は「メーデー」。そのメーデーも連休前に開催される。この嶺南地域は今日。楽しみながらデモ行進もある。ただ、雷と雨、今日はどうだろう。 参院選まで2カ月余り。国民生活に直結する経済政策も重要だが、立地地域の雇用問題など、日の当たりにくい課題は山積している。
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