避難生活と地域FM
Date:2013-05-01(Wed)

津波と原子力発電所の事故と複合的な被害を受けた南相馬市に、ここ数日、滞在。母方の遠い親戚が暮らしてもいた。私が中学の頃、訪ねて以来、今回で二度目だ。

警戒区域に指定された地域や、津波の被害を受けた地域から避難した約2000世帯の人々が仮設住宅で生活を送っている。

仮設住宅では高齢の方が多く、どうしても部屋に閉じこもりがちになるなど、心身の健康悪化をどう防止するかが課題。この地域は寒さ対策が大きな課題でもある。

寒さは、部屋の外へ出たり人と交流したりする機会が減り、特に高齢の男性においてこの傾向が顕著とか。

ボランティアの活動もがれき処理から話し相手など多種多様だ。ここで役にたっているのが地元のFM放送だ。南相馬ひばりFMは東日本大震災を受けて、南相馬市が開局。

南相馬災害FMではより市民に親しまれる、復旧・復興のラジオ局となるために、愛称をリスナーから募集。南相馬ひばりエフエムに決定。南相馬市の鳥にも制定されている「ひばり」、晴れ渡る大空をいつか自由に飛び回れるように願いをこめて名づけたとか。

仮設住宅は、行政との関係も深く、日常の連絡事項や離れがちになる地域住民との絆の維持など地域のFM放送の役目は大きい。先日の淡路島の地震速報の第一報は、防災ラジオ、この発信元のハーバーステーションの敦賀FM。日頃は車から音楽を聴く程度だが、いざ鎌倉の時の役割は大きい。

避難生活は、家族単位だがひとり世帯も多い。離れ離れに暮らす家族も少なくない。身近な話題を若いスタッフが携帯電話で取材。きめ細かな対応が、地域の支えにもなっている。
スポンサーサイト
【2013/05/01】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |