なぜ、待てないのか、規制委員会の常識が問われている。
Date:2013-05-13(Mon)

昨日は「母の日」。花屋は当然だが、コンビニもスーパーも、バレンタインデーに続いて商売になる企画が組めるとか。

連休の終わり、岩手の盛岡を訪れた。パンフレットに啄木と賢治の青春の街とのキャッチコピーが心に響いた。多感な青春時代のそれぞれの約10年を、盛岡で過ごし、その足跡を訪ねることができる。

なかでも、石川啄木は、24歳で出した初の歌集「一握の砂」には、今なお人々の心を打つ歌がたくさんある。その中に、

たはむれに母を背負ひて
そのあまり軽(かろ)きに泣きて
三歩あゆまず

啄木は母カツが39歳の時の子供だ。この歌が詠まれたのは、カツが還暦を過ぎたころにあたる。明治の末の60代といえば、かなりのお年寄りという感覚だろう。

啄木にとって、大きく重い存在だったに違いない。いたずら半分で母を背負い気づいた体の軽さ。その落差に啄木は衝撃を受け、立ちすくんでしまった。母も同じ39歳の時に私を産み80歳になって歩けなくなった時、背負った重さ感覚は、全く啄木と同じだ。

「母の日」が今、商売になろうと 母と子の関係は今も昔も変わらない。人の道にも通じる。この当たり前のことがなされず、まかり通ろうとしている。

原子力規制委員会の専門家チームが敦賀2号機直下の破砕帯について評価報告をまとめる。これを前に福井県は10日、規制委の方針を批判する内容の要請書を規制委に提出した。

今日は市長、議長が規制庁に出向き要望書を提出する。県の要請書にあるように、評価報告について「結果は発電所の存廃に直結する」との危惧を表明した上で「事業者が新たなデータを提出するたびに結論を出す規制委の進め方は、立地地域に大きな混乱を与える」と批判。

私も今週15日にもだそうと結論を出そうとすることに、普通に不信感を覚える。なぜ、調査結果を待てないのか、わずか半月のことが、まさに結論ありきの委員会でもある。
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