漁業とアベノミクス
Date:2013-05-22(Wed)

先日の若狭町のツーデマーチ。田んぼの風景に思わず足を止めたくなる。稲は日に日に背丈を伸ばし、緑色のまぶしさが増す。かすかに水面が揺れれば風の存在に気付く。三方五湖も見ているだけでも心が和む。

ところで景気もアベノミクスで経済循環で浮かれぎみだが、一方で越前漁港のように、急速な円安に伴う燃料油の高騰で船さえ出せない現実もある。石炭を燃料とする敦賀火力も同じだ。

漁船の燃料として一般的なA重油の価格は、円安が1円進むと1キロリットル当たり700円上がる。特に夜間に照明を使い、コストの約3割を燃料費が占めるイカ釣り漁の場合、すでに1万円以上値上がりしているという。 

また、漁業の高齢化と後継者難は深刻の度を深め、漁業を取り巻く環境は厳しさを増す。そこに来て急激な燃料費の高騰だ。休漁によって魚の小売価格が上昇し、影響は消費者に跳ね返ってくる可能性もある。

けっして敦賀も例外ではない。輸入水産物の関税撤廃を目指すTPPにも、漁業者は神経をとがらせる。

話を戻すが、田んぼ秋の黄金色の風景など季節ごとに変わると思うとこれも季節循環が続く。景気もよくなったように感じられるが、一方でアベノミクスでも、いか釣り船、石炭火力と悲鳴をあげるところもある。
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