規制委員会の汚点と課題、、そして敦賀市は‥
Date:2013-05-23(Thr)

これでもか、これでもか、との権力の怖さを感じている。敦賀2号機の「活断層」問題。発電所に働く人、立地自治体の敦賀市、それに市民と大きな影響を受ける。

2年前の福島の事故の大きさもさることながら、本問題は、安全だけに限らず、生活、雇用と重い宿題が課せられたことになる。

政府の原子力政策の明確な方針が示されないまま、昨年9月発足した規制委だけが先行するなかでの独自判断。規制委員会のメンバー、破砕帯の調査団のメンバーが違えば、違った結論もあり得た。それほど難しい内容を最初から結論ありきですすめる。

まさに権力と権限をもった組織の怖さだ。最初から結論ありきで物事が進行した。委員長と委員長代理のシナリオが最初からあるように感じた。

規制委は全国で6基の原子力発電所で調査を進めるが、初めての公式判断。原電も敦賀市も、福井県も再三、公平公正な調査と科学的な根拠を示すことと、原電の最終調査を待つように強く要請してきた。

にもかかわらず、そこまで判断を急ぐのは、参議院選挙を意識してか、権力保持、保身とさえ考えてしまう。40年以上、原子力発電所と向き合い、地域振興や雇用確保に努めてきた地元の思い生活が敦賀市にはある。

私には規制のための規制という感じさえ受ける。規制委の権限と厳格性は大事だが、原子力政策を担う中枢機関として「利用と規制」という本来の役割を見失っているようにも思う。

ここまで来れば、再度の最終のデータによる妥当な判断と、政府と国会の良識ある判断を求めたい。活断層と判断の説明責任はもとより、敦賀市の経済、雇用、生活、さらには、国家の原子力、エネルギー政策と規制委員会の関わりなど、大きな汚点と課題を残したと言えよう。 



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