訓練は、教訓になる。まずは足もとだ。
Data:2013-06-18(Tue)

阪神淡路大震災の5日目、神戸に住む親戚に「何が必要か」と聞くと「水と現金」と明解だった。

ペットボトルは大阪では売り切れと聞いて京都まで行ったが、京都駅周辺、どこも売り切れ。いかに水を求めていたか実感した。ちなみに当時、神戸の西は明石、東は甲子園口あたり行けば、非常食など、水以外は、現金を出せば手に入った。まずは人間、水だ。

南海トラフ地震対応で非常食の備蓄があらためて課題となっている。1週間分の水と食料の確保をアドバイスする専門家も多い。

先日、南相馬市を訪れたとき、東日本大震災以降に「ローリングストック法」という備蓄方法が徐々に浸透していた。非常食を多めに購入して日常生活で消費、減った分を買い足していく。「長期保存」に束縛されないのがいい。月並みだが、代表格がツナ缶、そのままでいいし、料理に多用できると教わった。

教訓がいかに大事か、これはどの災害でも重要だ。福島の教訓をどう生かすか。昨日の美浜町の訓練が教訓となる。

国が昨年10月に原子力災害対策指針を決定後、初めて実施した。県は3月末、5キロ圏の住民避難計画を策定。計画がどこまで有効に機能するか、昨日の訓練は、いままで以上に緊張感が漂っていた。

半径5キロ圏は真っ先に影響を受ける。県が5キロ圏内の防災対策を最重視するのも、私は、妥当と思っている。

住民の安全確保にはまず発電所の近隣周辺の詳細な計画と訓練、知見を積み重ねていくことが大事だ。福島の事故当時、大熊、富岡、双葉など近隣の放射性物質の広がり、避難の教訓がが物語っている。

昨日も議会で「対応が遅い」との指摘があったが、私はまずは足元をかためて、広げていくことが妥当と思っている。それから30キロ圏での訓練だ。
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