原子力規制の新基準の厳しさ
昨日、議会の一般質問の最終日。何の日を調べると、作家太宰治をしのぶ「桜桃忌」。桜桃はもちろんサクランボ、最近は、品質改良で美味しくなっている。

太宰治のお墓のある東京の三鷹で一度、参加したことがあるが、太宰ファンの多いことを知った。確かに、青春の甘美さをはらむ太宰文学に6月の雨はよく似合う。ただ、梅雨に入ると勝手なものでうっとしい。

昨日の原子力規制委員会が原子力発電所の新たな規制基準を決めたこともそうだ。福島の事故を教訓とすることは理解できるが、重大事故対策の設備を考えられる限り列挙したことにも、ハード偏重との指摘などに課題も多い。敦賀にとっては厳しい内容にかわりない。

対策はハード面に偏り、しかも規制の大幅な拡充と強化によって実現しようとする内容と私は理解する。

これまでの破砕帯での判断に伴う調査や議論、さらには地元への説明など、規制委員会が原子力発電の真の安全性向上とエネルギー安全保障にどこまで資するか、大いに疑問である。 

なかでも活断層の評価だ。最大で40万年前まで遡って有無を評価させる。旧基準では12万~13万年前だった。 

原子炉建屋など重要施設の真下にあり、活断層と判断されれば再稼働は困難であり、学者の編成によっては誤認も起き得る。

活断層による重大事故を防ぐため、工学的な対策を検討する方が現実的なのではないか。  

40年規制、活断層判断など、敦賀1号、敦賀2号、いずれも厳しい内容にかわりない。 新基準の運用には原子力規制委員会の良識が不可欠だが、信頼性に問題も多い。

敦賀も梅雨に入った。どこまで続くか、うっとしい気持ちが続く。
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【2013/06/20】 | ページトップ↑
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