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権限と権力をもつ規制委だけに中途半端は許されない
Date:2013-07-16(Tue)

昨日は、海の日。思い出す歌と言えば、♪名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ♪ 島崎藤村が作詞した名曲「椰子の実」は広く知られている。

40年近い昔話で恐縮だが、乗船実習でカナダのバンクーバーから帰り、ハワイのカウアイ島に寄港。その折、椰子の実の取り方、食べ方、利用のしかたと、こと細かく現地の方から教わった。最後に教わったのは、「椰子の実ひとつにしても、自然の贈り物であり、敬意のもって最後まで利用することが礼儀だ」と。

ココナッツジュースだけではなく、外皮からはコイア (coir) と呼ばれる強靭な天然繊維でロープやマットなどに加工。殻は加工して食器や工芸品、燃料と。

話を変えるが、先々週、日本原子力発電が、規制委による敦賀原子力発電所敷地内の活断層評価に真っ向から反論する報告書を提出した。一事業者といえ、原子力発電という事業に責任を持ち、安全も大事な責任であり義務でもある。 

一方、規制委は5月に「敦賀2号機真下の断層は活断層」とする評価書をまとめた。規制委が「活断層」との結論をまとめたのは、原電が今回の調査を進めていた最中だった。

当時、調査終了まで結論を出すのを待つべきだとの意見もあったと聞く。事業責任が原電にある以上、誰がみても、拙速と考えるのが、妥当ではないか。

評価会合でも、原電に十分に反論をさせなかった。説明させても、それを遮り、自らの持論を展開した。公正とは言い難い状況が展開された。

6月の敦賀市議会の意見書、7月の福井県議会の意見書、河瀬市長の議会で述べた規制委への不信感、西川知事の規制委の公正性を監視する第三者機関の設置などの意見を尊重することが大事ではないか。

事業者の報告書を科学的に再度、審査すべき時期に来ている。規制委が独善的な姿勢を正さぬ限りな信頼は得られないのではないか。 権限と権力をもつ規制委だけに、中途半端な検討ではなく、最後まで、科学的データに基づく判断であるべきではないか。それが礼儀だ。
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