街コンと、その背景
Date:2013-07-17(Wed)

市内の若手有志が企画した街コン「敦コンぐらんぷり」の第3弾が先月9日夕、同市白銀町の敦賀駅前商店街で開かれた。市内外の男女約300人が参加し、商店街は活気にあふれた。 

このイベントがいいのは、行政の手が入っていないことだ。それに、中心市街地活性化を若者から元気を発信することだ。県内では、福井市など、もっと大きなイベントもあるが、敦賀なりの規模と評価したい。

近年目立って増えているのが、行政による婚活イベントだ。ただ、敦賀市でもあったが、今一つ、人気がなく、予算も打ち切られた。

全国的にみると、2009年度、正式に予算化。少子化とその背後にある問題がそれだけ深刻になっている現実だ。

地方の市町村の存立基盤である人口、それも少子化である。さらに、格差社会、若者の非正規化もあり、さらには結婚や交際をしたくても「経済的な余裕がない」などの理由で、赤い糸をつかめないまま擦れ違う男女の姿が浮かび上がる。

非正規労働者の男性が結婚している割合は正社員の半分以下。雇用形態が婚期に影響する現実がある。敦賀市もデータこそないが原子力発電所の長期停止も重なり、臨時、非正規とパラサイトシングル的な若者が増えつつある。 

国の予算化後、結婚相談員を配置したり、婚活イベントを実施したりする自治体が増えた。条令を設置する自治体もあらわれた。

これを敦賀の街コンは、若者自らの企画と運営で3回。ここに価値がある。NPOの結成数など市民活動が鯖江市、越前市、福井市と比べると、確かに、熟年層世代の活発度は少ないが、この街コンの新たな自発的な動きを見守っていきたい。
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