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我慢と寛容、辛抱
Date:2013-07-28(Sat)

敦賀市の金ヶ崎宮で肩から虫かごを提げ、捕虫網を手にした子どもと会った。「頑張れよ」と声を掛けたくなる。勇んで近くの野山に繰り出したものの、目指す獲物は見つからない。落胆して帰宅。カブトムシが大集合した挿絵の図鑑を眺めて慰めた。数度、失敗しても、子供には夢がある。

ところで、金ヶ崎城に、秀吉、信長、家康が一同にいたとは意外に知られていない。

そのひとり家康には遺訓が多い。「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し」。耐えに耐えてとうとう天下を統一した人生哲学が表れている。幼い時から人質に出され、嫡男信康は信長の命で自刃などをさせねばならなかった、とされる。

いそぐべからず、怒りを抑え、我慢と寛容の大切さを説いた内容は今の世にも通用する。ポケベルから携帯電話、スマートフォンと便利さを追い求めている現代社会はどこか忙しく息苦しい。一方で暑ければエアコンをかけ、快適さを得られる。

敦賀のもんじゅ、敦賀2号と原子力発電所の長期停止が続き、北陸電力の敦賀火力はフル稼働ながら、敦賀市も景気、雇用は低迷が続く。

市民生活にも徐々に、値上げの波が生活に押し寄せている。電気やガソリンだけでなく、生鮮食品の価格も上がり始めた。給料が上がらないなかで、生活に身近なものの物価が上がることで、景気をけん引してきた個人消費も冷え込むリスクもある。

家康の言葉を噛み締め、我慢と寛容で乗り切れるか、とにかく、今は辛抱と受け止める。
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