トイレの洋式化と福祉避難所
Data:2013-09-07(Sat)
昨日、避難所に指定されている旧葉原小学校の体育館のトイレを視察した。男女のトイレを和式から洋式に変えるという補正予算が9月議会に上程されている。

たかがトイレだが、災害時の重要さは、経験すれば理解できる。東日本大震災でバリアフリー構造でない避難所では、和式トイレを足腰が弱い高齢者が使えないという現実が明らかになった。

各避難所の体育館に福祉関係者がポータブルトイレを持ち込んで対応したケースも数多くあったとか。特に高齢者や障害者には避難所の環境は厳しい。
そのために、敦賀市では、災害時要援護者の避難生活の負担軽減のため、常磐荘など市内4か所の施設を福祉避難所として指定してされている。

災害はいつ起きるか分からないだけに、福祉避難所の確保は大事である。数の確保にとどまらず、災害時に実際に役割を果たしてもらえるようにしなければならない。

福祉避難所は阪神大震災を機に必要性が指摘され、2007年の能登半島地震で初めて設置された。厚生労働省は08年に福祉避難所のガイドラインを作るなどして、自治体に指定施設を増やすようを促してきた。

指定の要件はバリアフリー構造を有していること、介護用品を備えていることなど。特別養護老人ホームといった高齢者施設、障害者施設などが指定されている。

災害時には高齢者、障害がある人ら要援護者もまず一般の避難所に避難し、必要に応じてそこから福祉避難所へと移る。 

施設側にすれば、まず、自分の施設入所者に対応しなくてはならないという事情がある。そのため、福祉避難所を運営していくための人員まで確保ができず、一般の避難所からの受け入れ人数が予定より少なくなるのも当然だ。

災害時の混乱の中で福祉避難所へ移る人を誰が、どのような基準で選別し、どんな手段で移動させるのか。役割分担を決めることはもちろん、その人手を実際に確保できるようにしなくてはならない。その課題は課題として残っている。

それよりもハード面の整備。備えあれば憂いなし。市内各避難のトイレの洋式化は1、2で完了予定とのこと。
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