ゆるキャラと観光戦略
Date:2013-09-29(Sun)

全国の「ゆるキャラ」が活発化している。全国のゆるキャラはおおよそ千体を超えるとか。増殖の一途だ。

北陸新幹線開業に向けてお隣の石川県のゆるキャラ の愛称が決まった。「ひゃくまんさん」とか。加賀百万石の豪華絢爛さ、石川の歴史の奥深さを連想させるという。

「ゆるキャラ」は「ゆるいマスコットキャラクター」の略。持ち味は文字通りその「ゆるさ」にあり、着ぐるみ化されたユニークなデザインのキャラクターたちは、動作も愛嬌たっぷりで、心を和ませる。 とりわけ、「ご当地キャラ」として、今や地域の活性化に欠かせない存在だ。 

敦賀のゆるキャラの「ツヌガ」君は、古代の敦賀の地名「ツヌガ」の由来とされる伝説の渡来人「都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)」がモデル。1998年に生まれ、2008年に市公認キャラクターとなった。

10年に現在の3頭身キャラクターとしてリニューアル。緑色の甲冑(かっちゅう)姿で、出向宣伝やイベントなどで活躍している。ほか、松尾芭蕉のバッショさん、大谷吉継のヨッシー君と多彩だ。

人口が減り続ける地方都市にとって、地域おこしは永遠のテーマだ。地域の活性化をゆるキャラだけに頼るわけにいかないが、地域振興のために今後も活用の幅を広げてほしい。

地場産品と結びつけるなど、ゆるキャラの売り出し方をさらに工夫も必要だが、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」は、「地域おこし」「地元」が一つのテーマだった。

昨今の「B-1グランプリ」人気もあり、「地域」や「地元」は今、注目すべき、古くて新しいキーワードと言えるかもしれない。冒頭の金沢は、敦賀開業までの10年を超えて、北陸新幹線の終着駅となる。通過駅とは違う終着駅効果は意外に大きい。金沢の観光戦略もゆるキャラだけに限らず、したたかだ。

敦賀も終着駅になる。10年を超える事業計画、観光戦略は、私の経験でも弱い。じっくりと練り加えるには絶好の期間と思うが‥‥。
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