新幹線開業まで13年、必要なまちづくりと人材
Date:2013-09-30(Mon)

「お寺さん」と言えば旧態以前の存在の代名詞と思うかもしれないが、ここも人材で大きく変わることを実感した。

私の先祖は母方も父方も偶然か、臨済宗妙心寺派。全国に約三千ある内、千が住職がいない、いわゆる住職が兼務の寺。祖先は武士が多いが、逆に檀家が少ない。当然、経営も苦しく廃寺に追い込まれることも多い。

ところが、母方の寺は東京にあり、ペット霊園を導入。父方は金沢で観光客相手に寺カフェと法話をセットで売り出した。いずれの寺もホームページを設けアピールする。良し悪しはあるが、これがひとつの生き残る道だとも思う。逆に、住職の発想に元気づけられる。

金沢の寺の住職は福井の寺を息子にまかせて、金沢に来られた方だ。曰、「2年後の新幹線開業と7年後の東京五輪開催が楽しみだ」とのこと。

ところで、東京五輪招致の演説では、日本人の美徳とされる「おもてなし」がIOC委員の心をとらえた。ただ、「おもてなし」には環境整備も人材も必要だ。

石川県には「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」で33年連続総合1位の座にある、石川県の老舗旅館・加賀屋だ。ユニークなのが従業員教育だ。

労働時間の長い女性従業員が子育てしながら安心して働けるよう、旅館内に保育園や学童保育を備えるなど労働負担軽減に取り組む。それが「おもてなし」の源という。まず普通の旅館では考えられない発想だ。 

昨日も書いたが、金沢は2年後、新幹線の終着駅となる。敦賀開業まで、わずか13年間としても終着駅効果は大きく、準備に10年以上かけてきたともいう。敦賀も13年後、新幹線の終着駅となる。この効果をしっかりと受け止められる、まちづくりを提唱したい。

それには、まちづくりも大事だが、若い人材を育成や確保も大事だ。わずか13年ととらえるのが妥当ではないか。その頃には敦賀3、4号の運転も始まっているかもしれない。いずれにしても、取り組むべき課題と夢は多い。
スポンサーサイト
【2013/09/30】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |