出向というキーワード
Date:2013-10-04(Fri)

秋は「読書の秋」でもある。半沢直樹のテレビもいいが、原作も面白い。

「出向」という言葉がキーワードが浮かび上がる。最終回、勤め先の銀行を危機から救った主人公の半沢は、頭取から直々に関連証券会社への出向を命じられる。ドラマはその場面で何の解説もなく終了。

予想外の結末、次のシリーズも予感される終末だ。私も9年ほど、出向と同じように電力総連の団体役員として働いた。各電力会社から電気事業連合会へ出向された方とも議論をした。

原子力だけでなく、火力、水力の発電、送電、配電の違いも勉強させてもらった。原子力も全国の立地点、事故を起こしたチェルノブイル、スリーマイル発電所も行くことが出来た。

原子力発電所で働くことに加えて、電力全体の事業体、原子力の安全とリスクとの関係など、各現場を通して学ぶことができた。

ドラマでは出向を制裁のごとく扱う場面が多く気になっていた。ただ終盤は半沢の同僚が出向先で活躍し、新しい風を吹き込む効果も描かれた。そこへ半沢の出向人事だ。続編を期待させる。

敦賀発電所も最低限の仕事となり、関連企業も各方面に出向して、遠くは青森、山口と家族を置いて、働きに行っている。原子力発電所も重層構造となっていることもあり、福島に仕事を求めて、集団で移動している会社もある。

世に出向者はあまた居るが、出向をマイナスにとらえるのではなく、人生に大喜なプラスになることも多い。いずれにしても、その役割や意地を伝える「倍返し」の敦賀での活躍が待ち遠しい。今が辛抱と我慢のときだ。
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