FC2ブログ
敦賀港の正念場・・・。
Date:2008-07-08(Tue)

昨夜は、残念ながら曇り。それでも熱帯夜。早朝も高く、今年初めての熱帯夜とか。昼は昼で真夏日。そろそろ梅雨明けか。

七夕。牛追いの彦星と機織り上手な織姫の一年に一度のデート日。雨もダメだが、曇りも会えないのか。それでもライトダウンキャンペーンが、市内に飛んだ。さすがに市庁舎は、明かりを落とした。
ところで、二人の間に横たわる天の川だが、ものすごい数の星が密集しているように見える。かつて太平洋のど真ん中で、澄んだ夏の夜空を見上げると、まさに満天の星。天の川さえ、判別できないほどだ。しかし、我々に見える星は3千個ほどとか、当時の航海士から学んだ。

気が遠くなり、浮世がせわしくなる。それでも地球上には300万種の生物が存在し、国連環境計画のデータでは、推定で一日に150-200種類の動植物が消滅。北極の氷も急速に減少している。温暖化による環境破壊は恐るべき速度で進んでいる、とのテレビ報道、人間の愚かさか。サミット初日の昨夜、敦賀市内でのライトダウン、クールアース、一斉消灯、商店街も守った。

またまた長くなった。昨日は市民クラブと新人議員とで、2010年度に本格供用される敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナルを見学。日々変わる埋立地。広さ21.4ヘクタール、国、県あわせて、約480億円の事業費がつぎ込まれた。ターミナルは、大型船舶に対応できる水深14メートル、長さ280メートルの岸壁、日本海側では最大級だ。河川による土砂により浅くなることはない。敦賀港が天然の良港といわれる所以だ。

現在の韓国航路週2便に加え、17年に中国航路週2便もしくは4便が必要と想定している。なによりも期待が大きいのは、06年8月から途絶えている中国航路復活が最大のキーでもある。それも週2便から4便とポートセールスの重要性が高まる。

9月の一部供用を開始に合わせての、現在、急ピッチで植栽など景観も整えている。設備的には昨年実績を4倍も6倍に増えても大丈夫な設備が整う。

県のもくろみは、コンテナ2万4千個から3万6千個と予測といよりも希望だ。施設配置では、20フィートコンテナ1000個に対応できる大型の荷役機械「ガントリークレーン」一基を設置の予定、本年度発注予定とか。輸入農産物などの検疫で害虫を駆除する薫蒸施設、保冷施設の話も出された。ただ、具体化はこれからだ。

ところで、敦賀市は、国交省や県と共同で今年度、敦賀港とロシアを結ぶ国際フェリー便を1往復運行する社会実験が先月、公表された。ロシア側の寄港地は日本海沿岸にあるトロイツァ港が有力。費用負担は、国、県、市と船会社が共同、数千万円を要するとか。京阪神や中京圏のPRに期待したい。採算ベースにはまだまだ、ほど遠いにしろ夢のある計画だ。遅くとも年度末には就航する予定とか。

トロイツァ港は中国東北部にある琿春(フンチュン)市から約70キロの距離にあり、オイルマネーが回ってきた極東ロシアや経済が活発になってきた中国と、その新たな玄関口として、民間はまだまだ後向きだが、この種の話は、「ダメもと」から、ひょっとしたら「瓢箪から駒」かもしれない。国主導でしばらくはあたたく見守る度量がほしい。200万人の極東ロシアだが、その背後の1億を超える中国東北部は魅力だ。我慢強く見守ろう。

主力輸出品だった中国向けのブラウン管が撤退し、コンテナ取扱量はピークの02年の4割減、一方で9月には国際ターミナル一部供用が始まり、国際貿易の拡大が急務。福井新聞論説が言う「480億円の釣り掘り」では、あまりにももったいない。ただ、市民は、この10年の敦賀港の変貌をそれほどしらない。どうも他人任せは気になる。

伏木富山、金沢、新潟港は、毎年のように、コンテナ取扱量は伸びる。それほど、港湾競争は、激化している。競争大事だが特化も大事、敦賀港の県、市、事業者といった「もたれあいの構図」は、いずれ大きなつけとなってしまうことのないよう、それほど重要な時期を迎える、正念場を迎える・・。
スポンサーサイト



【2008/07/08】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |