地方議会の宝刀「百条委員会」
Date:2013-12-20(Fri)

「政治家としてアマチュアでした」と東京の猪瀬直樹知事が辞職を表明した言葉だ。徳洲会グループから現金5千万円を、選挙前、無利子無担保自体、庶民感覚、常識が都民とかけ離れた、当然の辞職と思った。

この問題で、都議会が百条委員会の設置を決めたばかりだった。百条委は地方自治法100条に基づき、地方議会が設置する特別委員会。

証言拒否や偽証に対し、罰則や告発の定めがある。首長を追い詰めることも可能で、地方議会の「伝家の宝刀」とも称される。最近で県内で福井市議会で設置されたが、市民にとって最も見えやすい重たい特別委員会だ。

見えやすいと言えば、中日本高速道路は昨日、平成26年度に全線開通予定の舞鶴若狭自動車道の最後の難所、笙の川橋(敦賀市道口)が24日に接続すると発表した。JR北陸線、国道8号線、笙の川に送電線の上を行く道路、巨大なやじろべえが繋がる。

これにより、工事区間全ての土台部分がつながることになり、県が求める26年夏前の全線開通に向けて好材料となる。笙の川橋は上部にコンクリートと波状の鉄板を使い、橋の荷重が軽減できるほか、耐震性やコストに優れた構造となっている。

風速8メートルを超える場合は工事ができないこともあり、明確な完成見通しは立っていないが、26年夏前の全線開通に向けて弾みがつく形となった。

話を戻すが、東電病院問題など、ガラス張りともなる「百条委員会」の力の大きさを猪瀬知事が意識したのか。

無利子の5千万円の釈明は、二宮金次郎の手法から改革を考えた著書「ゼロ成長の富国論」で、お金の貸借における「複利の魔力」をとき、歯切れよく行政を批判した同じ人のものとは思えなかった。
、、、
選挙を経て新知事を迎えることになる首都は、東京五輪が控える。マスコミはもうポスト猪瀬だ。

都議会の百条委はたち消えになりそうだが、伝家の宝刀を抜いた力を、プラスに向けてもらいたい。敦賀市も福井県も来年ともなると、選挙の話題が多くなる。将来の課題が多いだけに、敦賀市も来年は正念場の年となる。
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