あと何年のインフラ整備と、その後
Date:2013-12-29(Sun)

インフラの整備は行政の大事な仕事だ。どちらかと言うと得意な分野だ。建設は予算さえめどがつけば「あと何年」となる。

ところが、その後の数十年の維持管理でもがいているのが今だ。敦賀市も施設が多いだけに、この問題と正面から向き合わなければならない。この分野は行政は弱い。

たとえば市役所、昭和49年建造、もう40年近い年月がたった。耐震の問題もある。空調機器などの老朽化も進む。どうするか、耐震だけでも経費がかかるだけに、しっかりと検討する時期を迎えている。

いずれにいても、わが年齢に重ねて思いを巡らす機会が今年は多かった。筆頭格は「7年後」と決まった東京五輪のニュースだ。そのころ、私は何歳と年齢を数えることができる。年齢と体力、それとイベントは、我が身のことと重ね合わせることができる。「5年後」の減反の廃止もそうだ。インフラとは違うがこれも、農業の一大転機だ。「あと何年」、目標が決まったものの、その後の農業はどうなるのか想像が難しい。

インフラ整備に戻すと、敦賀にとっては、舞鶴若狭自動車道の来年開通、13年後の北陸新幹線、金沢ー敦賀延伸だ。大きな転機でもある。それに、近くの名古屋に、東京―名古屋間にリニア中央新幹線が走るのは「14年後」。大阪への延伸は「32年後」と、夢が現実となる。これと北陸新幹線との兼ね合いはどうかなどなど、課題は尽きない。

そんなに先だと見届けられることもないが、人の交流がなるのか、人口減少が進む敦賀市、嶺南地域、6万人を割った敦賀市を想像して行政運営を考えておかなければならない。

インフラの整備、人口減少、時間軸がほぼ明確に想像できる。ただ、税収の見通しは難しい。10年先を見通すのは難しい。それでも人口が減れば税収が減る。

医療、介護、ゴミなどの行政サービスの維持、インフラの維持管理と、それに、地域の発展、雇用、経済と10年後を見通して考える創造力、求められる具体的な政策だ。

原子力発電所の再稼働、破砕帯問題と、翻弄され続けただけに、インフラ整備の「あと何年」とともに将来を考える力を持つ必要がある。
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